香月康男、生誕100年。
私の父より6歳年上です。
それでシベリア抑留はきつかったでしょう。
現在、山口美術館で彼のシベリア作品の展覧会が
開かれているそうです。
例の、黒い絵たち。
○
彼の故郷、三隅には香月を記念する美しい美術館があり
瀬戸内に臨むのと同様の柔らかい光があふれています。
ここはお勧め美術館ですね。
○
この前の日曜日に天寧寺へ墓参りのあと、山を登り
千光寺公園にある尾道美術館まで行きました。
(坂を登るのはもうキツイの何の)
香月の作品展をやっているのです。
シベリアの絵は山口で、それ以外の小さな「もうひとつの
香月の世界」を尾道で、ということでしょうか。
日曜日というのにお客様はまばら。
その分ゆっくりと心行くまで。
もともとこぢんまりとした展示室ですから今回の
作品群は丁度よい空間を与えてもらっているのでしょう。
愛らしい彫刻作品、おもちゃに近いユーモア作品
明るい色遣いの絵など。
黒いシベリアだけではない、現代美術でありながら
それに流されていない、アルチザン香月。
(悪口でなく、芸術家ぶらないという意味で)
この面があってこそのシベリアの迫力なのでしょう。
◎
千光寺公園はほとんどの桜はツボミで風が冷たかった。
それでも、お弁当を遣う人もおられました。
昔の、お花見の様子が思い浮かびます。
カミサンも子供のころ家族と千光寺の花見に来たとか。
亡き母にカラカワれる一つ話が、幼稚園に上がる前
この公園に花見に来た時のこと。
弁当を食べている処へ大きな犬がきた。
「これ上げるから、あっち行ってね」
それじゃあ犬はますます近寄ってきます。
「もうひとつ上げるから、あっち行くんよ」
いくら挙げてもあっちに行ってくれない・・
可愛いというより、情けない・・かもね。
◎
写真は尾道、観光ルートから外れたほうの道。
(昔はこちらがメインの道でした)
お二人、じっと尾道水道や向島を眺めておられました。
光まぶしく。
私の父より6歳年上です。
それでシベリア抑留はきつかったでしょう。
現在、山口美術館で彼のシベリア作品の展覧会が
開かれているそうです。
例の、黒い絵たち。
○
彼の故郷、三隅には香月を記念する美しい美術館があり
瀬戸内に臨むのと同様の柔らかい光があふれています。
ここはお勧め美術館ですね。
○
この前の日曜日に天寧寺へ墓参りのあと、山を登り
千光寺公園にある尾道美術館まで行きました。
(坂を登るのはもうキツイの何の)
香月の作品展をやっているのです。
シベリアの絵は山口で、それ以外の小さな「もうひとつの
香月の世界」を尾道で、ということでしょうか。
日曜日というのにお客様はまばら。
その分ゆっくりと心行くまで。
もともとこぢんまりとした展示室ですから今回の
作品群は丁度よい空間を与えてもらっているのでしょう。
愛らしい彫刻作品、おもちゃに近いユーモア作品
明るい色遣いの絵など。
黒いシベリアだけではない、現代美術でありながら
それに流されていない、アルチザン香月。
(悪口でなく、芸術家ぶらないという意味で)
この面があってこそのシベリアの迫力なのでしょう。
◎
千光寺公園はほとんどの桜はツボミで風が冷たかった。
それでも、お弁当を遣う人もおられました。
昔の、お花見の様子が思い浮かびます。
カミサンも子供のころ家族と千光寺の花見に来たとか。
亡き母にカラカワれる一つ話が、幼稚園に上がる前
この公園に花見に来た時のこと。
弁当を食べている処へ大きな犬がきた。
「これ上げるから、あっち行ってね」
それじゃあ犬はますます近寄ってきます。
「もうひとつ上げるから、あっち行くんよ」
いくら挙げてもあっちに行ってくれない・・
可愛いというより、情けない・・かもね。
◎
写真は尾道、観光ルートから外れたほうの道。
(昔はこちらがメインの道でした)
お二人、じっと尾道水道や向島を眺めておられました。
光まぶしく。