塾の先生にノーベル賞が頭を下げる

2014-08-27 17:45:16 | 塾あれこれ
野依氏はピッカピカのノーベル賞受賞者
かたや塾の先生上がりの三百代言。

さぞ頭を下げるのが嫌だったでしょうね。

確か、塾という存在をバカにしきっていた野依さん
政治家は馬鹿にしてたかどうか、
影では仰ってるかもしれませんね。

ただし、多くの文化人の例にもれず、塾の幅広い
ありようを知らず、マスメディアが言うところの
凡庸な情報に基づいての発言で
専門以外は大したことはない、と思いました。

もともとずいぶん「お偉い」というイメージ
何威張ってんだって感じですよね。
上昇志向が強いので理研の長についたのでしょう。

ところがSTAPで右往左往、んとに恥ずべき対応で
お里が知れてしまいました。

まあ偉い人が集まって解体論しかでない国です。
大したことはないようですね。
上昇志向ってやつが目を曇らせるのかなあ。


頭を下げられる側の大臣は、かの有名な下村
その非科学性たるや天下にさらして平気なご仁です。

塾のイメージが下がるから止めてほしいけれど。

山口塾の初代塾長も「下村先生」にお会いし
(利益の交換)を行っておられたようです。
政治家になっちゃったら強いよね。

あの不遜な野依先生だって頭を下げなきゃならないのが
権力ってものです。

権力とは?

人間の本性の煮詰まったもの。

よって皆がそっぽ向けば権力は手中から逃げます。
もっとも、人間というもののエッセンスですから
代わりの人間が権力を取って代り・・腐敗し

権力者だけが悪いのではありません。

支える部下
従う大衆

みな同罪

安倍VS石破

2014-08-27 14:53:09 | 塾あれこれ
9月の内閣改造が迫っています。
そこで「石破問題」がメディアをにぎわせていますね。

石破のわがまま、ではなくて安倍側が「してやったり」
この辺り、現政権は権謀術数の巧いこと、
安倍に菅がついているように(たぶんここが凄い)
石破に軍師がいれば、まだ違うでしょうけれど。
「軍師菅・・」は大きかったですねえ。

前々から、隙あらばの石破を叩いておきたかった安倍は
(長期安定政権になれば憲法も手をつけられます)
党内の期待を受ける形で、当面のライバルをたたく
ま、これも自民党のお家芸です。

軍事政策の担当大臣と言うものをでっちあげ
幹事長の座から外そうとしました。

拒めば拒んだで文句なしに幹事長を代えられます。

二者択一の形に見せながら実質はひとつ。

しかも新大臣のポストは、石破の一番のウリにしてる
集団的自衛権の王道を、という道を封じるものです。
なかなか受けられるものではありません。

会社勤めをしている以上社命には抗えないのと同じ
理屈で、意見が(ある意味で)180度違うことに
賛成せねばなりませんから。

で、石破としては「幹事長留任なら」と言わざるを
えないところへ追い込まれちゃったワケです。

9月以降、無役で次期総裁への準備といいますが
安倍がこけないかぎり勝ち目はないのです。
「よく頑張ったじゃん」で終了。

これも軍師菅の術中ですね。


石破にワンチャンスがあるとすれば敵の懐へ飛び込む
新大臣を受け入れて内閣を助けるのです。

まさかそれはない、をやるんです。

そうすれば、あそこまで頑張った石破、が残ります。

何かでチャンスが巡ればそのときに復活可能。

そもそも第二次安倍内閣、なんて誰が考えられたでしょう
未来は闇の中、家康の天下とりだって、当時の人には
難しく見えていた筈なのです。
秀吉全盛時にはね。


いま申し上げたように一寸先は闇ですから
まだメはあるとも言えるのですが
確率的には、石破は菅にやられちゃうね。

ここぞとばかり叩きに来るのが山ほどいますから。