蝉が鳴く

2014-08-01 18:23:24 | 句など
『閑けさや遠く聞こゆる蝉の声』

恥ずかしげもなく芭蕉のパクリです。

『遠くより猫耳に届く蝉の声』

人ってものがいなくなれば静かでしょうね。


なるべく節電をと頑張りますが
冷蔵庫のやろうがブインブインと電気を喰います。

もちろん人間だってあまり我慢もできません。
熱中症で倒れたら「へっ、貧乏人」と笑われます。

エアコンをいれると天国ですな。
文明ってのは偉い。
といってもみなでわーわー付けてるから
一人我慢はできないのですね。

ネコはおおむね嫌いなようです。
もっと猛暑になると涼しさを求めますが。

とはいえ、私はこの季節には腹を下します。
ここんとこネコと同じですね。

涼しくもありたいし、付けてりゃ体はだるいし。


硝子作家の村松さんが「暑いのは大変」と言われてました。

炉の前は年中暑いのですが、湿度がいけない
よって梅雨あたりは厳しいそうです。

体力をつけなきゃ、と笑っておられました。

彼の師匠は77で吹いていたとか。
「私はそこまで、もつかなあ」ですって。

神辺におられる間に一度訪ねてみたいですね。
美しい硝子の秘密が見えるかもしれません。

ん、地酒は超一流ですから、空気や水も良いのか。
(『天寶一』最高じゃ)


祖母が「夏が越せなあ」と言っていた感触が
分かるようになってきました。

減塩生活と夏、水分補給、この関係も分かりません。


『昔なら 井戸を覗いて水を聞く』