イラク空爆

2014-08-09 14:58:19 | 塾あれこれ
オバマがイラクへの空爆を宣言しました。
これには驚きました。

最近は驚くことばかりですけれど。
今後、世界情勢が不安です。


オバマが一期目にイラクから撤退を決めたときには
「難しいけれど高度な政治判断があるのだろう」と
思いました。

基本的に他国へ軍を送ることは良くありません。
(そのうえで国際政治の要請として大国が他国などで
 軍事行使をする場合があることは現実問題です)

ブッシュがイラクへ侵攻したことを、アメリカとして
早くに収束したい意図は分かります。
難問ですけれどね。

しかし、放り投げた感がありました。

しかもアフガンへは深入りでしょ。
「我々素人には分からない、難しい」と思いました。
ホンネでは「混線してる」と思いましたが。

けれどもまさか、その後のドタバタ劇に繋がるとは。

最悪の大統領と言われても仕方がありませんね。

2期目に入ると右往左往がひどくなりました。

シリア問題でビビったのが象徴的ですか。
プーチンの「ラスプーチン性」を復活させました。

小出しに様子を見られてクリミアを奪取され
ついで東ウクライナです。

アメリカとしては完全に足元を見られました。


更には、イスラム勢力の問題があります。

①パレスチナ
②ISIS


戦力の逐次投下を強いられているようで最悪。
あちこちで火の手が上がり新しい世界大戦の始まりが
懸念されます。

爆発するのではなくて、くすぶりが広がるのです。

大きな視点から見ると、毎日世界規模で戦闘があり
収束できないで続くのですね。

よってアメリカは日本にも圧力をかけ
海外派兵の促進(集団的自衛権)
ブロック経済強化(TPP)
を迫るわけです。

米国だけではもたなくなり、日本の下請け化を急ぐ
というところでしょう。


今回のイラク再空爆、はどうみるべきか。
ふたたび泥沼に入る恐れが強そうですね。

では、オバマはなぜ?

みんな、どうにも分からないので株が下がったのかなあ。