アギーレ

2014-08-17 14:01:57 | 塾あれこれ
久しぶりに陽がさしています。
八月に入って初めてかと思うくらい。
(多分、2度目なのですが8/7もそんなに晴れなかった)

梅雨が明けたと思ったら逆もどり
梅を干す日はほとんど取れませんでしたね。

ずっと晴れないのはサッカー日本代表みたいです。


ザッケローニの欠点を早くから指摘してきましたが
誰も見向きもしていただけませんでした。

案の定、W杯はみじめ
ドサ周り監督らしい最後でした。

まだ豪州のほうが良かったね。
もちろん協会の責任も大です。

今度、監督が替わりましたが、協会があのままなら
力を発揮しにくいでしょう。

讀賣が支配するプロ野球でコミッショナーが替わって
いったい何ができましたか?
柔道協会、相撲協会、みな同じだね。

もちろん現場の力の見せ所というものもありますから
アギーレさんには頑張って頂きたいですね。
それともひと時代前の古いサッカーをするか?

(アギーレって名前、古~い映画を思い出しちゃう)

まずどんな選手を集めるかで大体分かりそうです。
総入替という話もある様ですが、それだけでなく
どれほど若い選手を集められるか。

世界のサッカーは20才前後に焦点が当たっています。
日本も一気には難しいとしてもなるべく若く!

ちょこっと点を入れるとすぐに大騒ぎされる日本の
若手FWはさほど重要ではありません。

どこでもこなせる選手が必要ですね。
バックでもボランチでもFWに負けない得点力が
望まれる時代です。

ま、基本的な問題が根強くありますので
大変だとは思いますが、客うけと金儲けのザック
みたいにはならないでほしいですね。

ああしちゃったのは日本人も責任重大だけど。
(とくにマスメデイァ)

フレンドリーマッチとガチの区別もつかない報道は
いかがなものですかねえ。

『花嫁と角砂糖』

2014-08-17 11:28:29 | 映画
TVでイラン映画『花嫁と角砂糖』
期待せず放映後しばらくして見ました。

とても良い出来ですね。
さすがイラン。

私たちと感性が一緒なのかなあ。


どんな監督かも存じません。
(本当は見てなきゃいけない映画もあるらしい)

「比較的若い、女性監督」なんて勝手に思ったりします。
成瀬みたいに女性を取りあげてうまい男性もいますから
決めつけられませんがね。

レザ・ミルキャリミ監督と言われたか。

確かな技量の持ちぬしです。

あれだけ多くの登場人物をさばくだけでも凄い。
しかも子役が大勢でしょ。
木下恵介が上手いけれどそれ以上かな。

その沢山の人間が一気に登場します。
まるでドキュメンタリみたい。

限られた予算もあるのでしょうが演出上の都合からも
細かいカット、手持ちカメラの多用となります。
(「ああ、ここは手持ちじゃなく」はありましたが)

しかも綺麗な画面で、アップが多い、
なおかつ画面の奥でも芝居をしてる

普通なら目がちらちらしますよね。
実験的映画じゃないんだからすごい。

いったいどうやって撮ったか呆れるほどです。
監督は自身でキャメラを使わなかったのか?

それでいて伝わってくるのはイランの普通の人々の
生き方、これをじっくりと
決して忙しい内容ではありません。

もちろん内容は濃い。
黄金期の日本映画みたいです。

厳しい環境ながら自分の行く先を見つけた花嫁さん。
ラストが良いですね。

んと、日本映画じゃ。

部屋の明かりを一つずつ消して回ります。

(あ、これで全部消して終わりだな。)

ところが最後に一つだけ明かりを残して終わり

ん~、そう来ますか