広島豪雨災害

2014-08-20 14:00:20 | 塾あれこれ
我家は広島市の南西、ごく隅っこにありますが
昨夜は雷が続きました。

ときおりの強い雨はありましたが、どちらかというと
雷の方が気になりました。
何時間も続くのです。
瞬間的な停電も幾度となくありました。

猫も不安そうでした。
「ねー、なんなん。あれ」

もっともカラスのほうは慣れちゃったら爆睡
チドリは真夜中でも「ねー、、、、」

カミサンの携帯は鳴り続けるしね。

不安なのでしょう。


朝起きてニュースに驚きました。
亡くなった方が大勢いる惨事。

安佐南といえば我が家から直線距離で10km余りです。

これほどの距離で雨がまったく違っていたのですね。

平成11年の時は北西数キロの地区がやられ
30名を越す方が亡くなられました。

あのときはこのあたりでもよく降りました。
でもそんな被害が出るほどとは。


逆に言えば、条件が少し違えば、我家もどうなってたか。

いつ誰が災害に遭うかもしれません。

昔から言われているように・・(はかない)


広島市は瀬戸内といっても中国山地に近く
降雨は呉や岡山よりも多いのです。

その中国山地と並行するように、己斐断層や阿品への
断層などが走り、標高は高くありませんが小さな山が
多くあります。

今年8月はそのあたりが天気が悪かった。
水分も多く残っていたのではないでしょうか。

TVでも言ってましたが地盤がもろい地域です。

逆に、真砂土(まさつち)という園芸には必須の
ボロボロともろくて水はけの良い土壌なんですが、
逆目にでたようです。


15年前の被害で、広島にがけ崩れの危険個所が多いと
クローズアップされていました。

同じ被害を隣の地域で出すとは。

行政は何をしていたのか?

市長も県知事もメディア露出だけは好きで
へらへらしていましたが、責任をどうする?


ヘリコプターが被災者を救出していました。

土砂崩れの被害現場です。
救出していた建物が県営アパート。

県が率先して危険な処に建てていたのか?

そうとは知らず「県営があるのだから」と
住居を決めた人もいたのでは?

この十数年の行政は分かりづらいマップを
作成しただけだったかもしれません。

泣ける広島・・行政