辺野古

2014-08-15 14:07:50 | 塾あれこれ
辺野古移設の調査工事が始まったと報じられます。

現政権らしい「うまい」タイミングなのでしょう。

旧来の自民党のやりかたそのままですね。
何も変わっていないようです。

権力があれば何がどうでもやる、というところに
民主政治を否定する感覚が現れています。
パワーポリティクス

短期的には手っ取り早いのです。
政権にとり実績が上がり、支持者から評価されます。

けれども独裁政治は長続きしません。
結局、国がおかしくなってしまいます。

その時に一因を作った人間は知らぬ顔。

戦前戦中の政治家、官僚、軍部・・・
やむをえなかったと言いつつ責任は取りません。

現在もよく似ていますね。

安倍も菅も「やむをえぬ」といいますが
辺野古移設を急ぐのは、米国政府なかんづく米軍への
媚にほかなりません。

圧力がかかるから急ぐのです。

ウヨク的な言い方ですが
日本はいまだ独立国家ではありません。

安倍の「尻尾ふり」は醜いほど。

この政治的チャンスに日米地位協定の検討すらも
口に出せずにいます。

米軍には一切手が出せず、奴隷国家状態です。

沖縄で大学にヘリが落ちた時、米軍としては当然でしょう
日本からの消防すら排除しました。
味方と見なしていたとは思えません。

本土で今後同様のことがあっても、「日本も疑る」
ことに変わりはないでしょう。
占領軍なのですから。

何かコトがあって米国の都合で日本を助けない
こういう事態がおきるまで日本人は気づかないでしょう。

そのときに安倍・菅の話を聞いてみたいものです。
「日本政府として、やむをえない」で逃げるでしょうね。
戦中、事態に流されるだけだった連中とどう違う?

政治家とは「やむをえなさ」の中でどう道を切り開くか
その努力をすべきもので、現状追認で済ますことは怠慢。

中期的、長期的、国家展望を正面から国民に問わない
今の政治家は、無能もしくは小ズルサの塊りでしょう。