恥ずかしながら怒ってばかり

2010-11-07 18:00:35 | 塾あれこれ
まだ時効じゃない、かな。

私が山口塾に勤めていた終盤、塾の総意で教室の責任
者などを若い人に任せ、活性化を図ろうとしたことが
あります。
塾の中心メンバーが団塊の世代あたりに固まっており
そのまま高齢化していきそうだったからです。

後にその時に託された若手連中が生徒を連れて逃げた
ので結果論として大失敗だったのですが、
経営者のミスが大きかったとはいえ
世代交代そのものにも遠因があります。

若手離反による「出血多量」のショックを耐えられず
その後に塾が消滅してしまうという事に繋がりました。

当時塾に居なくて良かったと思いますねえ。
大変だったでしょうから。


話が進みすぎました。
若手を責任者にしたころの話です。

たとえば中学部。
どんどんと生徒が辞め始めていました。
毎月のように退塾者が出るのです。
一学年百名位から毎月数人辞めてゆくと・・

「いったいどうなっているんだ。」
ミーティングで問題になります。

その時の若い責任者が頼りなかった。

数字も、一人ひとりの退塾理由も何も掴んでいない。
対策案も検討していない・・

話をしているうちにアタマに来ますね。
つい感情的な怒りが先に立ち、理性的になれません。

ご家庭で受験生にハッパをかける保護者と同様です。
分かっていてもドンドンと過激な言葉になります。

若手に嫌われていましたね。
中間層としては失格の私でした。


会社などでもトップや中間管理者が叱りまくる
というところがあるでしょうね。

良くないと分かっていても頭に来て止まらなくなる。

上の人ほど仕事への気持ちの集中が高い事が多く
実質的な労働時間も長いので、へらへらした態度の
若手と出遭うと、カ~っとなってしまうのです。

良いことじゃないのですがね。

もっとも、退職間際の年寄りが怒りもせず月給を
貰っているのよりはよほどマシでしょうけれども。


会社と違い、学校では上の立場は弱いことが多く、
怒りまくる上司というのは考えにくいでしょうか。

もちろん、外からは分かりません。
私立などでは様子も違うでしょうか。

塾がチクって「怒り」のネタを播いてはいけません。
無記名のアンケートであっても悪口は書きづらいですね。


小言幸兵衛というか、言いっぱなしクレーマーというか
そのヘキが強い私としては、何かあれば言うのが
人としては当然だと考えています。

当事者に言って済むことならばそれで終わりですが
「これは言っても可哀そうだろう」ってこともあります。
上部にクレームすべきか悩みますね。

クレームにはならないことでも現場の士気が落ちている
ということもあります。
私が管理職ならば一番欲しい情報ですが
下手をすると上司の怒りまくりを招きます。
結局ブログでごまかすくらいでしょうか。


今年の学校説明会の話です。
以下ごく詰らない内容で恐縮ですが・・

「おはようございます」

校舎の前に立っている若い先生?職員?に挨拶をし
いつも説明会がある場所へ進みました。

途中、何人か学校関係らしい方とすれ違いましたが
この学校は会釈くらいの人が多いですね。

駐車場への案内係の方は私の顔をご存じのハズだけれど・・

ずうっと進んでゆくと、どうも様子が違います。

一番奥の駐車場で案内をしている方に伺うと
「それは高校校舎です」(=知らんのかい)
駐車へのガイド・案内とは丁寧さが違うじゃん。

元きた方向へ戻りますとその方向からは見える
矢印つき学校説明会会場の表示がありました。
徒歩で来る人もいるっちゅーに。

じつは、初めに挨拶した方は会場のある校舎の前に
立っておられたと分かりました。
会場の御案内係だったようで。

私、一応スーツ姿ではあったのですが(お呼びでない)?
一言用向きくらい聞けよな。

実はこの学校最近また少し元気がなくなりつつある
と思うのです。

やはりねえ。

説明会の案内には会場は○○学校とだけ書いてありました。
塾に帰るまでてっきり私が会場を見落としていたのだと
思っていました。
そうじゃなかったとすると私の出席faxが届いていず
会場の連絡がなかったのかなあ?