北の暴発

2010-11-24 14:40:29 | 塾あれこれ
今年5/23に沖縄基地問題のついでに、北は危ないと書きました。
いつでも事件が起きうると。
哨戒艇が北の魚雷だとはっきりしての感想でした。

韓国は一種臨戦態勢ですから現在とりあえずの対応は
しているようですが、日本はどうなんでしょう。

必要以上の大騒ぎは不要ですが準備はしていなければ。
そのためには予めどこまで予測しておくか、が大切です。

韓国の哨戒艇が北の魚雷によると分かった時点で
もっと緊張感を持つべきだったのです。
国内政治にかまけてばかりではなかったでしょうか。

北も口先だけでわーわー言って脅かす場合もありますし
そうではなく「うそ、本気だった?マジかよ、信じられねー」
という場合もあります。

少なくとも政府は朝鮮半島の有事へむけて一定の態勢を
ととのえておくべきだった。
また、外交努力もしておくべきだった。
(それは拉致問題解決への力にもなります)

一国民ですら有事の危険性を予測できたのに、
何もしていなかった感じがしますね。

昨夜だって仙石長官でなく首相自身が会見を開き
NHKほかに中継させるべきでしたね。
できなかったのは日ごろの準備不足でしょう。
(高度な政治判断だと言い逃れるでしょうね。
 まるで柳田節を聞くみたいに)

中国へ向けてもメッセージを送るチャンスだった。
「ここはお互いが足並みをそろえて不測の事態にならぬよう
 努力をしよう」と。
ケンカばかりではいけないのです。
中国も困っている。


当分はかなり不安定な状況が続くでしょう。

核やロケットに比べて通常兵器での威嚇は突発的な事件を
招きやすいと思います。
そちらへ動いているから危険です。

経済も更に更に難しい国際情勢に直面しますね。

北がつぶれたら?のシナリオも真剣に。
現実味はまだ薄いけれどそこを考えておくのが危機管理
ですから。

で、どうなるんでしょうね?