がんばれ「はやぶさ」

2010-06-10 09:54:44 | 塾あれこれ
ワクワクするニュースですね。

日本が誇る探査機「はやぶさ」が最後の軌道修正を
成功させ、帰還まであと200万キロを切りました。

6/13(日)夜、オーストラリアの砂漠に戻ってくるそうです。
(カプセルだけね)

昨年9月、無人輸送船HTVの成功は世界を驚かせましたが
「はやぶさ」もすごいニュースです。

(もっと騒がれても良さそうに思いますがねえ)

早ければ6/14には回収しサンプリングの成否が分かるようです。
それに成功し、サッカーは勝ち、なんてのが最高です。。。


「はやぶさ」が地球を飛び立ったのは2003年5月、
それから丸7年かけての帰還です。

途中ではトラブルの連続。
特にエンジンの故障で、地球に戻れそうもないと報道され
多くの一般人は諦めたのではないでしょうか。
私も。

それが「奇跡の復活」
これだけでもドラマです!


ナショナルジオグラフィック日本版の今月号に
記事が載っていますが、以下それを引用しますね。

林公代というライターの記事です。

『小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還する。
 人類初の快挙は、生命の源を探る第一歩だ。
 
 ・・何度も危機に遭い「病人を無理やり歩かせている」
 状態という「はやぶさ」が2010年6月13日、地球に
 帰ってこようとしている。帰還すれば、地球の重力圏の
 外側(深宇宙)にある天体に着陸して帰ってきた史上初
 の探査機となる』

 として試料採取開発の矢野創さんの話に移るのですが
そこはナショジオをお読みください。


東芝の元をつくった田中久重=からくり儀衛門よりも前に
江戸時代の日本では「ロボット」技術が進んでおり
かの有名な(茶運人形)もそのひとつです。

40年ほど前に初めて実演?を見たときには感動しました。

コトコトと移動して茶を客に運び、呑み終わると戻る。

なんと素敵なことを考え、そして実現させたのでしょうか!

それが、現代のアシモ君につながり、さらには、
昨年の無人輸送機HTV。

「はやぶさ」にも日本文化の流れが感じられます。

無人で行って、着陸、試料採取、そして地球へ。
(行って戻る処は茶運人形と同じ・・)

夢があり、技術もすごい・・でしょう、きっと。

もし試料が得られたら、原始太陽系の組成研究や
地球上の生命誕生の秘密に迫ることができるかも。

着陸した天体にイトカワという名前がついたのも
グ~ですねえ。

さて、良いニュースを期待しましょう。
WCは、どーも、だから。