分かってるけど流される

2010-06-08 10:04:31 | 塾あれこれ
週刊誌は読みません。
大学生のころからずっとです。

金がないせいもありますが、無責任な記事が多いから
読むに値しないと考えるのです。

大新聞が書かない、書けない裏の真実を週刊誌が書く
ということもあるらしいのですが、同時に大ウソも
あるでしょう。
広告を見かけると複数の雑誌で正反対のことが書いて
あるようなので、どちらかが大間違いということも
あるはずですが、記事にした、その後どうなったか?
大ウソはきちんと訂正しているのでしょうかね。

隅にちょこっと訂正記事ですかねえ。それも偶に。

そんな媒体にお金を費やす気には到底なれないのです。


かといって新聞もひどいでしょ。

鳩山辞めろの大合唱から一転、「無責任に放りだした」
と書きまくります。

どっちやねん?と思うのですが、実はマスメディアと
いうものは、その程度のものなのです。

自分の意見、分析、信念、を一貫して述べるのではなく
大騒ぎして自己の存在を認めさせ、金儲けや自己顕示に
突っ走るものなのです。

ただ麻薬や毒も使いようで薬になるから、全否定をしては
かえって危ないとも言えます。
マスメディアは必要なものでもあるのです。

昔は、その認識加減がきちんとしており、ゴロツキの仲間と
みていた人も多かったのですが、今はマスメディアを頭から
信じる人も多く、笛吹きに踊らされやすいかもしれません。

みなさんメディアをお信じになられます、特に日本人。
たとえば、ハトヤマはアホだとか。

皆さん方が思っているほどアホで金だけで首相になれる?
私は、弱点も多いが、実はすごいところも、と思います。

5月の末だけ小沢と鳩山がケンカしたと思われます?
半年以上、壮絶なバトルがあったハズです。
国民のどれほどが感じていたことでしょう。

ま、証拠がないヨタ話は止めておきましょう。


確かにマスメディアはおおむね正しいことを報道します。

でも、いくら正しくても部分を一方的に報道しただけでは
読んでいる側はミスリードされます。
ウソを信じこまされてしまうのと変わりません。

マスメディアはそこを承知で、俺たちは間違っていないと
いうのですから、始末に負えませんね。
確かに部分的に見れば間違っていないわけで。

そのことは自分の専門分野の報道で分かります。
私なら塾の話ですね。

突然、代ゼミとSAPIXの小学部のニュースが流れます。

また唐突に、塾も価格破壊がおきて月謝が半額になったと
鷗州塾のことが記事になります。(毎日新聞)

そういう断片的なニュースだけで塾の現在が分かるとは
思えません。
確かに報道自体は間違っていませんが、ね。

じゃあ、読んでる側が悪いの?

気をつけていなければ。
間違う方がいけない、らしーから。


でもね「アレルギー全般に関する、○を△大チームが発見、
著名科学雑誌に記事」なんて書かれると
「ほー、アレルギーも治るか」みたいに読んじゃうのが
普通です。

同様に塾の月謝が半分になる時代が来たと思いますよね。

ましてや国内外の政治など、つねにあおられていれば
何時の間にか引っ張られるのです。
支持率が上がったとか急落とか、どどどっと動きます。
それもマスメディアが取り上げ「近頃の国民は・・」
とか仰っています。
怖いですね。