USAの可能性

2008-11-05 15:13:54 | 塾あれこれ
アメリカは大きいですね。
オバマ勝利につくづくそう思います。

もともと、私は大国が好きではありません。
近年の悪の元凶はUSA

けれどもやはり希望の星でもありました。
オバマという伝説が生まれつつあるときを
私達は見ているのですね。

これからの政治は大変です。

でもアメリカは「可能性」を産める国です。
それを選挙でつむぎだすことが重要ですね。
(ブラドリー効果なんて吹き飛ばしちゃった)

日本の評論家の多くはいろいろ「愚民」を諭され
「オバマになってもアメリカって変わんないよ」

そんなこと、みんな知ってます!
それでもCHANGEに票を投ずるところが
アメリカの大きなところなんですね。

太郎・一郎じゃできない・・


マーティン・リットという映画監督がいました。
超一流との評価はありませんが、アメリカの良心を
信じることのできる作品を送り出しています。
甘いといえば甘いんですが。

『ナッツ』や『ノーマ・レイ』で社会的弱者である女性を
『男の闘い』では少数者としてのアイリッシュ
遺作の『アイリスへの手紙』では文盲に

・・と社会的弱者に目をむけていました。

ウオルター・マッソーと組んだ喜劇もありますが。

中でも黒人を描いた数多くの作品はアメリカのヒダの
深さ厳しさを伝えてくれます。
『ボクサー』『サウンダー』『コンラック先生』・・

ついこの間見たような気がする差別大国アメリカから
黒人の大統領が誕生するとは。

隔世の感深し。


民主党になれば、ただでさえ厳しい日米関係が
更に大変になるそうです。
上下両院ともだしね。

でも、新しい関係ができる生みの苦しみかも。
日本も変わらなきゃ。