音楽ネタは読者の反応がイマイチな気がしないでもないですが…。しかし、それでも掲載します。
ジャズヴォーカリスト、akikoさんですが2001年にデビューしましたが今年でデビュー10周年を迎えました。ジャズ界の旗手ともいえる存在ですが、しかし、単にジャズという枠に留めきれないフレッシュな感性や創造力、また、セクシーな雰囲気もワイルドな雰囲気も兼ね備えた不思議な女性シンガーです。ナマの姿を拝見した事はありませんがライブを見てみたいです。
そんな彼女のアルバムを掲載してみましょう。以下本文はライナーノーツなどを参考にして書きました。さて、どれを取り上げるかな…。
まずは、コレでいきましょう。2002年6月にリリースされた hip hop bop です。帯に『カワイイくせにカッコいい』なんて書かれてました!
当アルバムの収録曲『WATERS OF MARCH』をラジオで初めて聴いた時はホント衝撃的でした。気になって物色開始したら後からジャズヴォーカリストだと知ったわけです…。同曲はカルロスアントニオジョビンのカバーですが、スイングアウトシスターのボーカリスト、コリーンとのキュートなデュエット曲でャbプなボッサチューンに仕立てられてます。
1950年代のジャズスタンダードの『MIDNIGHT SUN』も一品といえる存在で美しいストリングスをバックに歌い上げます。
他にはジャズスタンダードの定番『'S WONDERFUL』、こちらもカバー曲ですが歌いまわしが個性的な『SKINDO-LE-LE』、同じくカバーですが『PARADAISE CITY』なんかもなかなかカッコいいです。
彼女のオリジナル作品の『DO YOU KNOW?』もイチ押しでミディアムスローの心地よいナンバーです。
もうひとつ、2004年6月リリースの mood indigo です。
当アルバムはクラブシーンで活躍するDJ、須永辰緒氏をフィーチャーした意欲作でちょっと不良っぽいというかハイセンスなジャズを堪能させてくれます。全体的にクールに、そしてダンサブルな雰囲気です。
個人的に気にいってる楽曲はダンサブルな『Far Beyond』、切ないメロディのバラード『I Miss You』、ファンキーなジャズロックチューンの『So Tired』、アルバムの最後を飾る幻想的なナンバー『We Three』、そして当アルバムでいちばん好きなのはロマンチックな穏やかな午後の曲『In The Afternoon』ですね。