ブログ更新が停滞気味な感がなきにしもあらずですが、次は。
6月6日、Live Jukeで花鳥風月のライブがあったので見に行きました。毎年6月頃に開催されてますが、本年も開催されました。今回は、初夏の夕涼みライブ~とうかさん前夜祭~と題して開催されたのでした。
花鳥風月は広島で活躍される4名の女性ミュージシャンによるユニットであります。4名ともワタクシ個人としても存じ上げてる方々で、個々ではお会いすることはあったのですが、この形態での演奏を拝見するのは久しぶりでした。それゆえ、かねてより楽しみにしていました。
出演者は下記4名。
kimiko(Vo)mami(Fl)maiko(Pf)kumi(Perc)
わずかに陽射しが残る夕暮れ時に始まりました。
メンバーをひとりずつ紹介。
ソプラノボイスのボーカリスト、きみこさん。
管楽器担当のまみさん、フルートやピッコロなど演奏。
鍵盤奏者のまいこさん、今回はグランドピアノを。
パーカッション奏者のくみさん。今回も多種多様な楽器を用意。
きみこさんの音域の広く透明感溢れる歌声、まみさん、まいこさん、くみさんによるひとつひとつの音色が煌くような演奏、4名が織りなす彩り豊かな世界観はホント絶品でした。クラシックから始まり、ポップス、ジャズ、ボサノバ、アイリッシュなど世界中の多彩なジャンルならびに楽曲を独自の解釈ならびに女性視点の感性でお届けされました。音楽による世界紀行といえるでしょうか、各地の風景、各地の人たちの生きざま、哀しみや喜びなど人間ならではの繊細な感性や感情がさりげなく伝わってくるようでした。もちろん、彼女たちも世界中を旅してきたわけじゃないでしょうけど、楽曲に宿っている魂を呼び起こされたように感じましたねえ。
歌モノのほか、きみこさん以外の3名でインストゥルメンタル(歌なし演奏のみ)も披露されました。こちらも高い完成度で、さらに遊び心も交えた刺激的な演奏がよかったですねえ。
後半は装い一新して登場されました。この頃になると完全に夜に染まり、後方には広島の街の夜景が広がっていました。
前半同様に、とても優雅な雰囲気に酔いしれた演奏を堪能しました。夏の始まりをそっとさりげなく、そして爽快に華やかに演出されたのでありました。
最後の演奏までずっとお客さんと一緒に盛り上がっていきました。以前よりもさらに進化したようにも思えましたねえ。
開催から1週間近く経ってしまいましたが、きみこさん、まみさん、まいこさん、くみさん、こないだはおつかれさんでした。そして、お会い出来てよかったです。またお目にかかれたらと思います。以上!
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