5月19日、Live Jukeでピアノ弾き語りシンガーソングライターの椎名まさ子さんのソロライブが開催されました。
しーなさんは昨年はふらんす座で月刊椎名なる催しを毎月開催されてましたが、久しぶりのソロライブとなりました。
蠱惑の入り口(こわくのいりぐち)というタイトルが付けられてました。しーなさんいわく、皿の上に虫が3匹と仰せられており、文字そのものや言葉の響きからして十分に怪しさが伝わってましたねえ!
というわけでスタート。開始直後は外は明るかったのですが、だんだんと日が沈み、夜に染まっていきました。
ふらんす座で開催された月刊椎名のときは、多種多様な楽器を使用されてましたが、今回は一部ティンホイッスルなどの使用はあったものの、自身の標準スタイルといえるピアノ弾き語りに徹されてました。
選曲は自身が手がけたオリジナルとカバーの双方がありましたが、オリジナルは普段の日常を繊細な表現で綴ったような世界観が印象的でした。カバーは歌謡曲やポップス、さらにはアイリッシュナンバーなど幅広く取り上げられ、伸びやかで透明感溢れる歌声に、ピアノの繊細なメロディが織りなす、その世界はスケールの大きさを感じましたねえ。また、夜景は後方に広がるシチェーションも、雰囲気を彩るのに一役買ってました。ヴォーカリストしーなさんの本領を垣間見た瞬間でした。一方で歌の合間のゆるやかなお話で、グダグダに砕けきったゆるやかな感じが出てきて、これまたナイスな光景でありました。
鍵盤を弾くだけじゃなく、内部の弦をいじくって音を出しながら歌うという技も炸裂しました!
引き続き後半からも蠱惑(こわく)の世界(?)を堪能したのでありました。また、しーなさんのツケでドリンク飲めるじゃんけん大会など、お客さん体験型の(巻き添え?)コーナーもあったりしました。
そして、無事に蠱惑の入り口は終了となりました。時期は未定ながら、また年内に、もう1回くらいは…、とのことでしたので、続編を期待したいところであります。
蠱惑の入り口といいながらも、さて、出口はあるのでしょうかあ?
ということでまたどこぞで!