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indigo liner(インディゴライナー)のcafe time blog

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ダイハツ2題

2016年11月04日 | クルマネタ
街角で見かけたクルマネタを。

まずはひとつめがコチラ。


どう見てもプリウスαにしか見えないかもしれませんが、しかし、よく見るとエンブレムがトヨタでなくダイハツ…。つまり、トヨタからのOEM供給車、その名も『メビウス』です。後姿だけですが、ようやく捕獲できました。
軽自動車がメインのダイハツですが、トヨタからのOEMで上級車種のラインナップを補完してるわけです。しかし、わざわざダイハツで購入するのは関係者くらいしかいないような気もしますが…。

画像をトリミングして拡大。

ダイハツのCIエンブレムとメビウスの車名ロゴが確認できるかと思います。しかも、メビウスという車名は姉妹で活躍されてるデュオの方々を連想してしまいますが。
なお、プリウスαに設定される7人乗りはメビウスではラインナップされず、5人乗りのみとなります。


もうひとつ捕獲したのがコチラ。同じくトヨタからのOEM供給車で、アルティスです。


コチラはカムリのダイハツ版で、2016年現在、新車で販売されている現行モデルです。国内のダイハツでは唯一のトランク付きの3ボックスセダンで、車格や価格帯からしたらフラッグシップといえる位置付けでしょうか。冒頭のメビウス同様に上級車種の品揃えをOEMによって補完してるわけです。
アルティスは2000年に初代モデルが登場して、ベースとなったカムリに歩調を合わせながら15年以上の歴史を誇っています。現行モデルで4世代目です。地味にロングセラーのブランドですが、コチラも販路はダイハツ関係者など極めて限られた需要がメインでしょうねえ…。





呉のクルマ関係ネタ

2016年10月12日 | クルマネタ

10月10日、呉ポートピアパークで、第6回呉オールドモータースミーティングが開催されたので行ってみました。


旧車が集まるイベントで毎年開催されてるようです。そういえば昨年も行ってきましたが、昨年のはブログ掲載のタイミングを逃してアップしてませんでした…。


エントリー車両すべてを掲載するのはキリがないので、個人的に気になり、今まで見た事ない個体の車両から選抜して掲載してみましょう。

ハコスカこと3代目の日産スカイライン、旧車のイベントではとてもポピュラーな存在ですが、しかしながら、商用バンというのはなかなかお目にかかれませんねえ。2台エントリーされてました。



なお、バンには2リッター直6積んだGT系グレードは存在せず、4気筒エンジン&ショートノーズの仕様のみとなります。


トヨタカローラの初代モデルです。そういえばカローラは本年で生誕50周年ですよ。


もうひとつカローラを。こちらは2代目モデルですね。



マツダサバンナRX-7初代モデル、完全に原型留めた個体がいました。



こういうイベントはエントリー車両だけでなくギャラリーの駐車場の散策も必修科目といえます。以下、3台ほど出題。

スバルレオーネの3代目モデル、4WDターボです。


マツダルーチェ、5代目となる最終型です。



そして…、最強の刺客が出現デス!
なんと、マツダのサバンナ、それもワゴンが現れるではありませんか!!



サバンナはセダン、クーペ、ワゴンの3ボディ形態でしたが、ワゴンは非常に稀少な存在です。どれだけの数が世に送り出され、2016年10月現在でどれだけ残存しているのでしょうか。
サバンナの一員ということでエンジンは当然ロータリーです。40年以上前からスポーツワゴンというジャンルを築いてたんですよ!恐れ入りました~!


以下、話が変わりますが、せっかく呉市に突入したので、その後は呉市内中心部へ向かいました。広島電鉄の呉エリアにも新車が導入されたので姿を記録する事に。最後にそれらを掲載して当該記事を締めくくります。

いすゞと日野の大型車が計3台導入されました。3台ともQ尺(長尺)です。

広島200か2194、社番96783、いすゞエルガ、2016年。


広島200か2196、社番94923、日野ブルーリボン、2016年。


広島200か2197、社番94924、日野ブルーリボン、2016年。




赤色いろいろ

2016年09月07日 | クルマネタ
最近、ワタシの色彩感覚が鈍ってきたのか、赤い物体が広島を拠点とする赤い球団に見えるという…。以下、一例ですが、赤い物体の画像を並べてみました。



















赤いというだけで何の一貫性もない並びですが、しかしながら上記画像のうち、いちばん下に掲載した屋根のない2階建て物件(中国JRバスのエアロキング=めいぷるスカイ専用車)は赤い球団の優勝パレードへ出場するために毎年予約されてます。本年こそはついに実現になるか?いや、実現していただきたいデス!


せっかくなんで、最近捕獲したネタをひとつ。
7月より中国JRバスにラッピングバスがお目見えしました。


ラッピングバスに関連して最後はコチラを。
約2年前に登場した備北交通のラッピングバス。以前も当ブログで取り上げましたが再度掲載します。





トヨタ スプリンターカリブ(初代AL25型)

2016年08月18日 | クルマネタ
過去に撮影した旧式なクルマネタより出題…。

1982年8月、トヨタからカリブが登場しました。正式名称はスプリンターカリブ。まだステーションワゴンが一般的な存在でなかった30年以上前に、商用車兼用ではなく完全に乗用ワゴン専用車として、しかも当時の乗用車としては珍しく4WDオンリーというラインナップで、完全にRV(レクレーショナル・ヴィーグル=レジャー向け多目的車)用途を意識したコンセプトはざぞ斬新だったことでしょう。

文字ばかりではナンですので写真画像を。
後期型より新設された最上級グレード、AV-Ⅱツーリングスペシャル。


さて、この初代カリブですが、スプリンターの派生車種の位置付けでしたが、実際にはターセル/コルサ/カローラⅡがベース車に起用されてました。ターセル系の車体をベースに背を高めたオリジナルティ溢れるワゴンボディを構築。メカニズムではエンジンはターセル系と同様に1.5リッター直4(3A-U)を縦置きに搭載、ミッションは5速MT、3速AT。注目は駆動系でカリブでは縦置きに配置されたエンジン/ミッションからそのまま後方へプロペラシャフト、デフを配置し4輪駆動化(パートタイム4WDです)されました。また、悪路走破性を高めるため最低地上高もアップされました。

そうして登場したカリブは取り回しの容易なコンパクトな車体サイズながら、室内や荷室の使い勝手のよさはもちろん、走破性の高さから雪国のユーザーやアウトドア派のユーザーなどから高い支持を集めたのでした。

もうひとつ画像を掲載。同じく後期型ですが、こちらは特別仕様車のホワイトリミテッドでしょうか。


この初代モデルは約6年間と当時の国産車としては長めのモデルライフを全うし、1988年2月に次世代モデルへ移行、2代目からはターセル系から車名どおりにスプリンターをベースに設計されました。

カリブはまさに現在のクロスオーバーSUVの草分け的存在となりました。つまり、時代を先取りしたクルマといえました。
しかし、その質実剛健といえるコンセプトは今でも決して古びてないと思います。それと近年のクロスオーバーSUVは海外市場がメインゆえ、どうしても車体サイズが肥大化される傾向があります。そういう事を考えてみると、ほどよいサイズで機能性を重視したカリブのコンセプトは改めて見直されてもいいような気がします。



トヨタ セリカXX MA40系

2016年07月26日 | クルマネタ

最近はまったくクルマネタが網にかからないので、過去に撮影したネタからひとつ出題します。

画像はトヨタのセリカXX(ダブルエックス、以下XX)です。たまたま脇道から現れたので慌ててカメラ向けた記憶があります。


1978年、セリカの上級発展モデルとしてXXは登場しました。直列6気筒エンジンを搭載した豪華仕様で、前後に長い直列6気筒を搭載するためにフロントノーズとホイールベースが延長され、外観デザインもより伸びやかな雰囲気となり、また、角型4灯ヘッドライトやかつてのトヨタ2000GTを彷彿させるT字型フロントグリル、当時としては珍しいフルカラードバンパーなどで上質に演出されてたのでした。
心臓部となる直列6気筒はクラウンやマークⅡにも搭載された2リッター(M-EU)と2.6リッター(4M-EU)の2種を用意、ミッションは5速マニュアルの他、これまたクラウンなど同様に4速オートマが用意されてました。
登場の背景には北米市場を中心に成果を上げてた日産フェアレディZへの対抗馬という目的もあったか思われます。ただ、セリカといえばスポーティな印象が強い車種ですが、当モデルのXXはむしろ高級感やプレミアム性を重視した、大人のための高級スペシャリティカーといった趣といえたでしょう。

後年、大排気量エンジンは2.6リッターから2.8リッター(5M-EU)へ拡大、同時に車軸懸架だったリヤサスペンションを独立懸架、すなわち4輪独立懸架化など機構面での大きな変化がありました。

やがて1981年にセリカのモデルチェンジに併せてXXも同時に一新、さらに1985年のモデルチェンジでセリカは前輪駆動化されますが、後輪駆動&直6エンジンのXXは独自の道を歩むことになり、1986年にスープラへ移行されました。つまり、XXはスープラの御先祖様だったというわけですよ。

なお、北米では諸般の事情からXXの名称は与えられず、最初からスープラの名称だったそうです。