EF65 車体に穴

2023-05-26 | 鉄道模型

色々思い通りにならないことの連続でかなり疲弊しています。

明日は良い日になれば良いのですが。

モニター部の窓に窓セルを入れるための穴を開けます。

そう言っておきながら違う話です。 キサゲハケです。 何故こんな数になったのか? それは新品のキサゲハケだけが出来る作業があり、新品を下ろしてしまうからこのようになってくるのです。

それぞれどういう状態か説明します。 奥から順に①②③・・・と呼びます。

① 新品です。 封を開けてこのために取り出しました。 もちろん必要な時が来るまで仕舞っておきます。

② 新品もどきです。 新品だけが可能な作業をするために使われました。「ほとんど新品」でなくてはできない作業を担って活躍中です。

③ 剪定してちょっと使われてきた状態です。 今回エッチング切りバサミの使い方が上手だったので新品もどきに近い処にまで行きました。

④ ⑤ はんだ付けのために表面を磨いたり、今やっているモニターの組み立てで使い過ぎたハンダを取り除く時などに使います。 おそらく④が一番古くから使っている一本でしょう。

今の(マッハから引き継いでIMONが供給するようになった)キサゲハケには手入れ方法が説明されています。 宮代工房長とその周囲のモデラーが実践してきた方法が書かれています。

私もキサゲハケの手入れの目的でグラインダーを買いましたが・・・家庭で使える音量ではなかったので工房に押し付けました。

私のブログの読者はイモンがやる剪定の仕方はご存知かと思いますが、やはり切れ味鋭いハサミが絶対必要です。

糸鋸を使うための穴あけをしました。

穴に糸鋸を通してこれから切ろうとしています。 しまった!昔使っていた糸鋸なら電気機関車の時にも使えたものを、今のこの糸鋸では弓の高さが足りなくて上手く切れません。 使えないと言っても良い状態です。

結果このように無様なキレ方でした。 屋上板の方はエッチング板の厚さが薄いので神経を使うものでした。

ヤスリで少々整形します。 前の機芸出版社の社長石橋さんには絶対に見せられない無様な穴です。

重ねてみました。 まあ実用(塗装後の窓セル貼り)には十分な穴です。 不必要な時間はかけられないので気が向いた時に整形することにします。

今日の足です。 今日は少し痛いです。

脚を使うことを少し意識しているからだと思います。 健やかでありますように!!!

体重は拙いです。

いろいろな事情(毎日のように宴会があるとか・・・)はあるのですがイモンの我慢が足りていない、あまりにも忙しくて精神的に参っているのが結果に出ているのです。

本社には居る時間があるのですが、自分宛のメールを見ることもできません。

イモンは今音信不通かもしれません。 ここしばらくの間ごめんなさいです。 FBもダメです。 死んだも同然?・・・

 


工房打合せ

2023-05-25 | 鉄道模型

今日は工房打合せです。

発売を来月に伸ばして“とれいん”で紹介してもらうEF81451

2位側

今は“プラ台紙”に載っていますが、実際発売時は厚紙に載せられて箱に入ります。 台車マクラバリが強い12mm ですが800gをゆうに超える重量の影響を考慮して少しでも衝撃があった時に影響が少ないようにとの配慮です。

三台目のTGー6を使っていますが、意外に深度合成が上手く行きます。

TGー5は深度合成のデフォルト8枚から合成ですが、

TGー6は10枚からです。 使えないことが多い深度合成でした。

ところがこのTGー6、デフォルトが8枚から合成です。

調子が良いので設定のところに触るのも怖いですが、マイナーチェンジでTGー5のプログラムに戻したとか??

6輪駆動

グレーの台車は立体感を盛り上げます。

恐ろしく繊細なパーツ!

プラ嵌め込みとの間を検討中だったEF66はこのパーツで行きます。

EF66901との差をグッと表現できます。 この繊細なボルト表現

強烈な技術者魂!

裏にはきっちり溝が掘られていますがこの細さでカチッと曲げるのは非常に難しいそうです。

これは88622です。

八雲工芸がベースですが廃業してしまった下請けの代わりをできる工場を探し出して復活させたハチロク

88622は小岩から若松に移籍して香月線の旅客列車などを牽いて活躍したピカイチのカマです。

八雲のパーツも活かせるものは活かし、新たなパーツを設計して宮代工房長が組み立てた見本です。 そのパーツでそのまま組めるかどうかを確認してキットを発売します。

設計して仕上がってきたそのままでOKかどうかを早く確かめるために組んでいますのであまりハンダを丁寧に削ってはいません。

今までハチロクは百数十両のキットが市場に流れたはずです。

それは「ハチロク」のキットでした。

もう「ハチロク」のキットは作らないつもりです。

88622のキットです。 でもそれは「ハチロク」のキットです。(訳がわからない話ですが)

テンダーの前面、キャブ床のラインの渡り板の下には大きな開口部があります。

テンダーに搭載するスピーカーの音が出ていくスペースです。

今日のたぬきの報告を・・・

スマホで撮ってもらいました。

足の悪いイモン階段登坂を見届けに森岡シェフ登場していただきました m(_ _)m

 


宴会乱入

2023-05-23 | 国鉄時代

今日は工作は無しです。 ボーリング中です。

池はありそうですが水面が見えない・・・

すみません、宴会に乱入してしまいました。 28年生組はとても羨ましい年代です。

OスケールのD16とD14(厚0.2mm燐青銅による弾性マクラバリ・プラ板から製作とのこと)

私の台車はぼちぼちです。 爪のピンチはだんだん回避していますが脚力の衰えは驚くべきレベルへ

あちゃー!

 


モニターもう片方

2023-05-22 | 鉄道模型

歩行能力が極端に落ちています。

散歩として渋谷店へ往復しました。

発注していたものが届いていて持ち帰りました。

TRIXの車輪です。 HERISの不良車輪(集電不良)を交換するために軸長24.4mm(だったかな?忘れました)の車輪を探していたのです。

Rocoは軸長24.75mm で転がりが悪くなってしまいます。

車輪径が小さいです。 10.5mmから10.75mmくらいのものでなくてはいけないと思います。

これも忘れてしまったのですが、西側の新しい車両は車輪径が小さく、旧型客車や東側の客車は大きかったように思います。

さて“しなの”です。

この眺めが嫌いです。 モニターに窓セル貼りたいのになぜ穴が開いていないのか?

ここのところは努力を要さずに穴が開けられる部分でダメな作りだと思います。

もう一方のモニターは複雑な形状で一筋縄ではいきません。

4.0mm 幅の帯板が残っていたので利用します。 窓セルが貼れないような造りはあり得ないです。

考え中

まずは簡単な方から行きます。

昨日と同じやり方でピッタリ合わせようと思います。

電気機関車だと面倒臭いので「粒はんだ」は使わずに「棒はんだ」になってしまいます。

一件落着で、次は一部だけにハンダを流す作戦! 流したくない部分に油性マジックを塗ってチャレンジ!

考えた末こんな固定方法でやってみます。

なんとかなりました。

不要な部分はレールカッティングニッパーでバッサリ!

次は両方ともにベークライトに固定してやってみます。

4.0mm 帯板を折り曲げてあるのはそこもハンダ付するのですが、モニター天井に合わせてやすり仕上げしてあります。

やった!

0.2mm 程理想とは違ってしまいましたが贅沢は言わないことにします。

帯板は突き抜けさせたままでいつもの仕掛けでもう一発!

やった! あとは帯板をレールカッティングニッパーでバッサリ切る → ヤスリ仕上げ。

屋根の部材を重ねてみたらパンタの穴がこんなにずれています。

このずれ方です。

更に良く見ると屋根のRとモニターの下辺のRが全然違います。 

「曲げ」を考えるならば開けてはいけない無駄に大きな四角い穴が開けられているせいで屋根のRが中央部だけ小さなRになってしまっているわけですね。 工夫と加工無しには全然組めないものです。

エッチングされた部材にプレスで穴を開けているのですが、その精度がめちゃめちゃなのです。

四角い穴が悪いので削ってかなり調整しましたが、パンタ穴はどれも正確ではなさそうです。

ただでさえ横方向の穴の位置が外側に0.5mm 平均ずれているのにどの穴の位置が製品として開けたかった位置なのかわかりません。

珊瑚の蒸機にもこういう驚くべきダメな部分があって大変でしたが「しなの」はなかなか手強いです。

パンタ台もよく見ないとわかりませんが上に広がった向きにしか付かない代物なのかもしれません。