小田急1700奮闘中

2017-09-18 | 鉄道模型
ペーパー自作の小田急1700系2次車、ばりばり製作中です。

しかし、ペーパーがなかなか難物です。

確かに真鍮でスクラッチで作るのと比べれば少し手間は少ないかもしれませんがデリケートな材料を使って完成させるのは大変です。

今日もばりばり進行していましたが、突然入浴中に左手中指が痺れ始めました。

まさか脳梗塞?と慌ててネットで調べたら↓以下のように書かれていました。

中指がしびれるのは手根管症候群の初期症状と言われているため、このような症状が現れたら手を使い過ぎるのを止めるようにしましょう。

こりゃ今日は工作中止!

で、ブログをちょっと書いているわけです。


シルヘッダーを付けます。 これは正面貫通扉上の部分、彫刻刀で抜いて外側部分はデザインナイフで切り抜こうというわけです。

これはもう1か月前の作業です。

3両ではJAMに絶対間に合わないのでデハ1700を1両に絞って進めている8月半ばの話です。


寸法を見ながら選びます。 選んだら切り抜いて貼り付けます。


こんな風に宝石用ルーペで見るとよく見えますのでデザインナイフで整えます。


パテも使います。 何に使ったのか一か月前なので忘れました・・・お粗末!


正面雨樋の漏斗を表現します

雨樋の貼り付けは木工ボンド+界面活性剤+水を使います。


漏斗と漏斗の間部分から貼り付けます。


漏斗から始まる側面雨樋をそれに密着させて貼ります。


雨樋は巾0.85㎜厚0.3㎜、この時は真鍮帯板を冶具に使ったようですね。


こんな風に貼れました。 屋根板を先にして雨樋を後にする方が綺麗に行きそうですが、時間がないのでばりばり行きます。


連結面側の始末です。


屋根上のランボードの脚を埋め込むのにボール盤の登場です。


ボール盤付属の万力が役に立ちます。


ケガキ位置に穴を開ける方法です。

縦のケガキがドリルの歯と重なり、真横からの光による影が横のケガキに重なればハンドルを降ろして穴を穿ちます。

ベンチレーター1個につき3つのランボード脚の穴という様になっています。


ベンチレーターはIMONの80系用大きな片押込ベンチレーターを使います。

穴は1.5㎜×4㎜の長円を開けなくてはなりません。


ランボードは250㎜巾÷87=2.9㎜、作っている時間がないので3㎜真鍮帯板で代用するつもりです。


此処へきて気でも狂ったのか!?

屋根のカーブが気に入らずに屋根板を削ってもう一回サーフェーサーを掛けることにします。

小田急1700の屋根深さは1/87ならばぴったり5㎜でOKです。

手に入る楽な方法で、のぞみ工房の屋根板Fを使っています。

http://www.imon.co.jp/webshop/index.php?main_page=product_info&products_id=152707&w=323&x=900&y=280&from=mk

ところが、この厚みが4.5㎜なので、0.3㎜の紙を2枚貼り重ねて厚みを補い、その最下部は雨樋が被さる算段でした。

しかし、車体も屋根も何やらだんだん寸法が増える傾向に有り、結果的には4.5㎜のままか、貼っても0.3㎜一枚で良かった感じです。

こういうことは経験からしか分からないと思いました。

元気いっぱい始めた1700製作記ですが、今日はこの辺にして寝ます。






満33年の9/16

2017-09-17 | ノンジャンル
毎年9月16日はストリートオーディション開始記念日です。


定時に間に合ったメンバーで乾杯の練習です。

31年振りの人もいます。

あれは首都圏の中学生~大学生による「部活」だったと感じています。


今年は最終的には男子7人女子7人。

当時最年長組だった昭和42年生まれが50歳。

そして「親玉」貞方 祥 によるSHOWMANS創業30年記念です。





宮澤翁の禅問答

2017-09-11 | 国鉄時代
宮澤孝一さん写真展(10月1日まで・・・その間に鉄研三田会写真展も始まります)の中で大きなイベント、講演会を聞きに行きました。


既に第一部は終って居り、第二部「鉄道写真とカメラ」に間に合いました。

聞き手 名取紀之さんで初めて撮った鉄道写真、どのようにして引き込まれて行ったか、カメラはどうやって手にして行ったか・・・・

面白くてどんどん時間が過ぎてしまいます。

そして、第二部の「目玉」が始まります。


「鉄道」写真か鉄道「写真」かと画面に出ています。

“宮澤翁の禅問答”のコーナーです。


趣味は「鉄道観察」?

これは、どの学校にも鉄道研究会と言う名前で「会」が誕生し存在するが、研究などと言う活動と呼べるものがあったとは言えない・・・其処にあるのは鉄道観察だ、という話です。

宮澤さんは早稲田大学に“鉄道研究会”を創設した主要メンバーですが、ご自身が行っているのは「鉄道観察」だ、というお話です。

禅問答という命名が素晴しすぎます!


なぜ鉄道写真を撮り続けるのか?

宮澤さんはジュラ電の時代から撮り続けて来られましたが、昔を知っている事、撮っている事を羨ましがられるのだそうです。

そして未だに写欲が衰えず235系も撮られている。

凄いですね、どうして今でも最新の電車にカメラが向くのですか?

そんなときの答えは

「僕は山手線の500系を知らないよ」

と言うそうです。

後から生まれた人は後の時代まで知って撮れるのだと言うことです。

だから撮り続けるべきなのだと。


この後講演会「打上」がPANDAで開かれるので渋谷に向かいます。 するとPANDA手前の地下道でなにやら人の関心が壁に向かっています。


こんな事が書かれています。


この黒い壁にストロボを焚くと


あら不思議!花火が浮かび上がります。


大人気です。


宮澤さんの写真展図録にご本人のサインを頂いてしまいました。


予定通り少人数での軽い打ち上げです。 実はこの後もう一人参加でしたが写真撮り損ねました。 


地下道経由組でもう一枚! 楽しすぎて飲み過ぎました。







9600キット組立⑲発電機

2017-09-09 | 鉄道模型
ご無沙汰の9600レポートをほんの少しします。


洗口栓を付けます。 上側に並んだ「開」は内側から楽しく半田付け。


下側の「閉」は木片で外側から押さえつけて


内側から半田を流すのですが、これも楽しいです。


「閉」が4つきれいに並んでいます。


助士側にATS発電器を付けようとしたら何か変です。 均等に並んでいない!


半田付けは付けるのは楽しいですが、間違えたとき外すのは楽しくないです。


こうやって万力で押さえてもらって外します。


ハンドレールノブの穴に入れていたんですね。

9600は、機関士側、機関助士側でハンドレールノブの位置が全く違います。 このあたりの話は2016年版JAM公式記録集に詳しいです。


さて発電器付けます。 右端はキット同梱品、消音器付きが北海道タイプです。

エッチングパーツがキット同梱の発電器の台座です。


簡単に付けてしまいましたが69620の写真を見ると発電器の方の台座が形も高さも全然違います。


外して


形も高さも違うものを作ります。


最初の台座用の穴を真鍮線で塞ぎ、付け直しです。


北海道、消音器付きの発電器はなかなか良い出来のパーツです。


まあまあの高さに来ました。

実はこの辺りは今年の3月位で、もう半年経っています。






宮澤孝一さん写真展パーティー

2017-09-08 | 国鉄時代
宮澤孝一さんといえば終戦直後から写真を撮り始め、切れ目無く今も撮影に出掛けて居られる鉄道写真趣味界のレジェンド中のレジェンドです。

今年のJAMコンベンションでもご講演と写真コンクール審査委員長を御願いしました。

何でもキチッと撮って居られる宮澤さんですが、市内電車(路面電車よりこの呼び方を選ばれます)は特にお好きで、その作品を集めた写真展が開かれています。

http://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/photo-exhibition/2017/20170905.html

写真展のオープニングパーティーが開かれ行って参りました。


地下鉄半蔵門駅すぐ近く、ビル入口入ってすぐ左側が写真展会場です。

必見!です。

JCII(一般財団法人 日本カメラ財団)が選び、ノートリミングで引き延ばされた写真はどれも素晴しく貴重で、多様で、意欲的で目を見張るものでした。


パーティーは鉄道趣味界を引っ張る大御所揃いで上座方向に誰も行きたがらない雰囲気で始まりました。


司会の結解 学さんと最初のご挨拶の生方良雄さんです。


宮澤孝一さんご挨拶でカメラの砲列が出来ました。


我等が三田会の斎藤 晃さんもお元気ですが宮澤さんの若々しさは凄い!です。


ご挨拶と乾杯は諸河 久さんです。


乾杯です! 私のグラスのビールは泡が消えて居るのであって先に飲んでしまったわけではありません。

 
JRPS猪井さんのご挨拶です。


今回の写真展を支えたメンバーの紹介です。


宮澤さんが中央に入って再び撮影会です!

 
ますます和気藹々とした雰囲気が盛り上がってパーティーがお開きとなりました。


そして近くで二次会です。 これは「乾杯の練習」です。

 
そして猪井さんが発声で乾杯! 少し減って居ますか・・・


主役の宮澤さんも来られています。


実に良い雰囲気で盛り上がりました。


宮澤さんが帰られるところです。

 
雰囲気最高、楽しくて飲み過ぎました。 9月10日の講演会も楽しみです。 

http://www.jcii-cameramuseum.jp/academy/lectures/2017/20170910.html