小田急1700続き

2017-08-14 | 鉄道模型

まるで金属工作のように見えます。

床板に金属を使うので車体側に金属を使います。

超特急ダイジェストですので組立は飛ばします。
楽しい苦難の道が続きました。
元々考えていた組方を変更したので1mm×3mmのアングルと0.4mm×5mm 帯板で直角に半田付するのがなかなか大変でした。


金属の骨を組上げて“トビカ”を吹いてから側板貼り付けるのですが、ゴム系接着剤を使う事にします。

強力に貼り付けたいので両面に塗るのですが、汚くなるので「紙」側はマスキングしてゴム系接着剤を塗ります。


ゴム系クリアを塗ったところです。


3両分組み立てました。


接着せずに仮組立して屋根板を置いてみたら長さが3mmも違います!

寸法通りじゃなかったのは雰囲気で数字を出した前面窓と乗務員室の間の数字です。

少しゆったりしていると思って作ったのですが平面図をよくよく見ると確かに意外に詰まっています。


地獄のような外科手術が始まりました。

折角曲げた前面をやや伸ばして3mmずつ切り詰めます。

1両目を組んで見て3mmでは切り詰めすぎかなと判断、2両目は2.4mm切り詰めます。


もう一回前面~側面に至る所を整形します。

1700系は前面部分のR=4500mm、隅はR=300mm

雰囲気を出すように綺麗に曲げたいのですが紙はなかなかスムーズな曲面になってくれません。

直径3mmの太い真鍮線(何に使うつもりで買った物なのか忘れました)を台にして小さなベークライト片で擦ります。


切り詰めた2輌の1700です。

左の1輌は瞬間接着剤の使い方に失敗がありダメージを受け、パテを使いました。

我家のパテはこんな色・・・金属工作用のパテですね・・・


シルヘッダーを貼ります。

実は3輌完成させるのは諦めました。

JAMまで数日の時点まで3輌平行で進めてきましたが、パテを使う失敗で踏ん切りを付けました。

実際1輌でも出来るかどうか・・・赤の点滅のような信号、黄色かも知れません。 赤だったりして・・・・


昨日の時点です。

苦闘の歴史は省略!

パンタは1/87のPT42ですが、もう灰色とシルバーしかないので『トビカ』で塗りました。

「ペーパーで作る」を数十年ぶりに体験してみて驚きの連続です。

楽しい!
が時間の無い事!
追いかけられる苦しさは格別です!







最新の画像もっと見る