小田急1700側板

2017-08-08 | 鉄道模型
ほぼ切り抜いてサーフェーサーを吹いてみようかと思います。


先ずは切り抜いた紙の時点で紙をかぶせて擦って平面を出してから吹くことにします。

この写真、被せた紙を見ています。

切り抜いた「外板」の裏側は不当に出っ張っていますので、上から紙を被せてここでは半田ゴテの「チップリフレッサー」の金属ケースで擦ったらリフレッサーケースが持っていた汚れが紙の上に残ったのがこの姿です。

この様に平面だしの為に擦るには「チップリフレッサー」のケースは最高です。

また、
思い付きでやったのですが、これは良い作戦だと思います。


0.4㎜厚の外側もサーフェーサーを吹くとヘロヘロになります。 不安だなぁ。

外板外側はやや控えめに吹きます。 内側は曲げる内側部分をマスクして吹きます。


0.2㎜厚の内張シリーズは「下敷きの新聞紙」をくしゃくしゃにして張り付かないようにしてみました。

しかし、湿度が高くて「くしゃくしゃ」ではなく「ふにゃふにゃ」程度にしかなりません。


乾燥させます。


内側の内側


東急ハンズでガラス板を買いました。


前面側の隅R=300、その90度に足りない部分の円周を4.5㎜ とみてその巾をマスキングするマスキングペーパーを切ります。

この作業のために買ったガラス板です。


連結面側はR=150㎜の90度、2.7㎜を多数切らなくてはなりません。


そして内側にも吹きました。


内張の0.2㎜シリーズをガラス板の下に敷いて探していた丸い物を並べます。

小田急1700系前面はR=5000㎜の半流線形になっています。

1/87としては直径115㎜程度のものを探していましたが、候補は2つ。

CD、DVDの直径は120㎜

JR東海の博物館リニア館のクッキーの空き缶直径が110㎜です。


C62クッキー空き缶が採用となり曲げに掛かります。


側板などはサーフェーサーが乾いたので貼り付け(重ね)に掛かります。


エコーのフラットクリップで位置決めしてシンナーを隙間に浸透させて固定する作戦です。

四角いボール紙はワイシャツの型紙を25㎜×20㎜に切り抜いた私の努力作です。

今回“チームおやびん”競作に参加する伊藤正光さんの小田急電車で使ってうまくいった技法を真似てみます。


外より両端で固定して内側部分だけ先にシンナー流します。


なかなか具合が良いです。

木片は軽い「重し」です。


割合上手くいきました。

密着度合いもヴェリーグット!

(伊藤さんのはもっと何倍もうまくいったに違いありません。 伊藤さんとイモンでは緻密さに差がありますので)


次は妻板部分をうまく仕立てるために木片を用意します。

なんとこの妻板部で採用としたのは、昔から私の工作室に居座っている断面2㎜×5㎜の木の棒です。


30.9㎜の長さに切ろうとして採用した4本(後に準決勝敗退の一本が逆転して採用になります)

長さが希望に合致して、どちらの端面を下にしても直立可能なものを材料にしようとしています。


慣れないということもあり、この紙での模型作りの大変さに驚愕しています。

3両というのが作戦失敗です。

昔、中学時代、紙で模型作ったんだから今も大丈夫というのは大きな勘違いかもしれません。

時間が逼迫しています。

でもこれを書いているのは旭川です。

こんな生活していたら模型は作れません。






藤久ビル東5号館見学

2017-08-04 | ノンジャンル
「記事カテゴリ=ノンジャンル」にしたくなかったのですがそうせざるを得ない特別なイベントに行って参りました。


道行く女性も撮影してしまうこの情景!

電車のお顔が並んだ凄いビル、池袋でまもなく供用開始される藤久ビル東5号館です。


オーナーは鉄研三田会の先輩、後藤文男さんです。

慶應義塾大学鉄道研究会1年生の時の4年生です。

後藤さんのご厚意で小さな見学会を開いていただいたのです。


小島新田行快速特急という遊び心が滲む行先種別表示されているのは京急800


ゲージ=1435mmの表示。 新幹線・欧・英・米・中韓等と同じ標準軌です。


ゲージ=1067mmが示されているのは


西武新2000系、我等が愛する狭軌、国鉄→JR在来線と同じサブロクです。


藤久ビル東5号館は最新の免震構造になっていますのでこんな表記があります。

実は動いているのは地面と人間で建物は動かないのが「免震」です。


大地震時に歩道と建物の間の跳ね上げ部分が上がってその範囲内で地面と別になれる訳です。


この“gallery路草”がまた凄いのです。


後藤さん撮影ヨーロッパの風景写真がスライドショーで表示される一角です。


ビルのオフィス入口脇に製造銘板が取付けられています。


ホンモノの鉄道車両に取付けられた馴染みの銘板の形状、寸法で作ってあります。


歴史、そして文化が迸る解説。


京急、西武のカットモデルは乗務員室を完全な状態で残した姿で、客室から見た姿がビル内側から鑑賞できます。

しかし、この1階はMARUZENの喫茶コーナーになりますのでこんな状態を見られるのはこの時を置いて他無いのです。 それが開業前、遅れて開かれた非公式ミニ見学会の趣旨です。


そして東急7700系の前面が壁に埋め込まれています。

乗務員室部分を切り落とすことが構造上難しかったために断腸の思いでこの姿にしたのだそうです。

ゲージ=サブロクの表記もあります。
サブロクは3ft6in(3フィート半)です。
日本は大正時代にメートル法になり1067mmとされました。
南アフリカ共和国では切りのよい1065mmにしました。
標準軌が1435mmだったから1070mmにしなかったのかもしれません。


そして実車の写真と模型の展示。

両方共に本格的な後藤さん「ならでは」という部分です。

(「まさか」ですがJMJMhになっていれば尚良いかもしれません)


「開業前ならでは」という情景です。


地下と2階はMARUZENの店舗になるそうです。 MARUZENはジュンク堂のグループで隣のジュンク堂も後藤さんのビルです。


エレベーターホール(私のカメラは前日の小坂バージョンになっていてビル撮影バージョンになっていたらもっと好く撮れたのに残念です!)


14階の“ギャラリー路草”(何しろ開業は「秋」です)も見学致しました。


メインのスペースは一括でも2分割でも使える様になっています。


奥側から見た姿です。


仕切は収納されており、自由に仕切れそうです。


奥の窓からの眺めです。


“ギャラリー路草”の、もうひとつ独立したスペースです。


14階にある会議室です。 素晴しい!


窓からはスカイツリーと東京タワーが見えます。 シアターグリーンも見えています。


藤久不動産で使う大きなスペースも見せていただきました。

眼下に池袋駅を見下ろします。

大都会の新築オフィスビル。

そして其処に置かれた電車のカットモデル、それは想像していた以上の美しさで強烈なインパクトでした。

後藤先輩に大感謝!です!!有難うございます。






練習試合vs鷲宮高校、菅平最終日

2017-08-02 | ラグビー

濃い霧の中練習試合が始まりました。


マイボールのようです。 ジャージはオレンジ。

学習院高等科ラグビー部菅平合宿最終日、仕上げたる練習試合です。


1本取りました。


慧士朗も居ました。


今日は1番付けています。


大事な試合に先発で使って貰って嬉しいです。


FW戦スクラムはやはり劣勢で少し押し込まれますが、昨日までより我方の意識が高い感じがします。


BK陣はタレントが揃って居るのか繋いで外へ中へ突破が目立ちまた1本取りました。


リスタートキックオフ。 鷲宮高校は埼玉県久喜市の県立高校です。


ラインナウト


ノットストレート→スクラム そして前半終了。


後半キックオフ


左ウィングが走りきった。


珍しく慧士朗が持ちタックルを受けます。 足腰は素晴しい。 


倒れないで持ってろ!


繋いでゴール前まで快走!


フォローがあってまた1本。


走る技量もありますが


簡単に倒れない粘りとマイボール継続が素晴しいです。

ラインナウト


攻めている時間が長くて


安心して観ていられました。


また1本。


ディフェンスが良く、練習試合は暫く完封勝利が続きます。 今年は菅平合宿当初キックをチャージされた1本以外取られていないそうです。


おや、1番が慧士朗じゃない。


学習院モール攻撃、慧士朗のずり落ちたストッキングがモールの中に見えます。

相手1番3番はやはり重戦車です。


慧士朗は3番の位置に換わっていました。


残念ながらモールでは取り切れず試合終了。


最後に2年生全員で今年買った揃のTシャツで記念写真!(ポップアップします)

「ダメ人間サンプル」です。

全員揃いのデザイン、全員「地」か「文字」が色違いで統一ですが、ひとり統一を乱している「ダメ人間以下」が居ます。


背番号1を背負っていたヤツがその一人・・・この場に持ってこなかったのです


優しい仲間達はジャージに統一して、何か不思議なポーズも統一。

(前回の書き込みにヒント?)


これまた意味不明なポーズ! 真に良き仲間!


3年生、1年生、先生達を追ってバスへ撤収急げ!


峯村山荘バスで宿へ帰る学習院チーム


続いて鷲宮高校チーム。 バスが出られませんでした、待たせてゴメンナサイ!

この後窓際の子がぴょこんと頭を下げて挨拶をしてくれました。

素晴しきラグビー仲間。
ラグビーをやる子が居る限り日本は大丈夫だと感じ入った次第です。


白樺荘の


カツサンド 中等科の石井前監督に教えて貰った菅平名物のひとつです。


レール&レンタで行った菅平、直ぐに帰ってこられました。


夜は夜で


600gリブアイステーキでした。





只今菅平です。

2017-08-01 | ラグビー
我家の4男が学習院高等科ラグビー部の合宿で菅平に来ています。

その見学・応援に菅平にやってきました。


宿泊中の峯村山荘です。


ご飯が美味しい事から大学ラグビー部が使っていたのでここ数年高等科が使い始めようとしています。


玄関には巨大な米袋(一袋は20㎏?)が積まれています。


我々はあずまや高原ホテルに泊まります。 今年で11年連続になります。


日が変わって晴天です。


学習院は今日3すくみでの練習試合があります。 今日のジャージはピンクです。
 
高等科ラグビー部の指導者は高等科でも教師をしているこのお二人。

日本のラグビークラブチームトップにあるタマリバクラブの同期の二人です。


これが我家の4男慧士朗。


左側です。 今日は先発で3番。 ストッキングがずり落ちる癖があります。


今日の先発。 奥から3人目黄色いストッキングが慧士朗。


まず初戦の相手は三郷工業高校。

 
相手チーム前列1番2番3番は重戦車です。 慧士朗に止められるか?


バックス優位の学習院、まずは先制トライ。


安定した球出しで貢献したい3番慧士朗です。


トライ2本目。


3本目。


学習院FW。 前列向こう側白いヘッドキャップが慧士朗。 初戦は完封することができました。

 
2戦目は草加東高校、やはり重戦車が居ます。


速くて低い集散でボールを支配したいところ。 慧士朗が役に立つのはスクラムとラック、モールです。


若いバックス陣もトライ!


良い雰囲気です。


さらにもう一人


笑顔で帰ります。


慧士朗の仕事場。


3本


4本


敵モール攻撃。 軽量チームとしては怖いです。


途中から慧士朗は1番に回りました。


5本


滅多に見られない慧士朗が球を持って走るシーン!


完封することができました。


礼。 この後若いチーム同士で練習試合となり慧は下がります。


学習院は小粒チームですが新1年生は中学ブロック別都大会で慶應義塾中等部を逆転で下して関東大会に進み1勝している強力な年代です。

まず1トライ。


相手が痛みます。


2トライ。

防御も攻撃も粘り強く、根負けした相手を振り切って得点する凄いやつらです。


全員で礼!


佐藤キャプテンを中心に今年も楽しみなチームです。


ロシア料理を狙いましたが、


本日休業。


黒豚ステーキにします。


こんな感じ。 意外に脂が少なく美味しかった。


午後の練習。 頸の鍛錬中の慧士朗。


練習メニューを生徒が考え出してどんどん進む素晴らしい練習風景に驚きました。


宿泊地への帰路はナビ通りの林道を通ってみました。


明日も練習試合。 天気が心配です。

けが人が出ないで良いコンディションで秋をむかえたいものです。