キャノンEOS_C500

2013-01-31 | 今鉄
今日の日経新聞中央2面を使ってキャノンの宣伝が有りました。


アメリカのエミー賞受賞を報告し、動画の世界が大きく変わりつつあることを世間に知らしめようとしています。

キャノンEOS C500;
http://cweb.canon.jp/cinema-eos/lineup/digitalcamera/c500/spec.html

私は動画屋なので少しずつ落ち着かない気分になってきました。



かつて、
業務用ビデオカメラで「たまに」国内復活蒸機を撮影していた私は、山口線で放送用カメラを見て「どうせやるならアレだな」と転向しました(カーストを一段上に上げました)

最初に買ったのは1990年、BVW-400です。


次が1993年、BVW-400Aです。
 BVW-400A
いずれもECM-MS5マイク装備に自分で改造して取付け、1人で2台(時に3台)運用していました。
(KY-35+BVW-50が3台目)

ECMーMS5;


レンズはニコンのS9X5.5 S15X8.5 キャノンのJ13X9(IT方式KY-35用)を使って居ました。




次に買ったのが2003年、HDW-750です。 (↑白銀にて2009年)

ハイビジョンになってニコンが撤退してレンズはキャノンとフジノンだけになってしまいました。

この時代が一番の暗黒時代です。

何故ならばキャノンもフジノンも絞り羽根が全て6枚だったのです。 点光源が引く光の線は6本というお粗末な映像になってしまったのです。

ニコンは7枚でした。 14本の光りのスジが出たのです。

この時分、放送用カメラの世界には“低い”映像文化しかなかったのです。
キャノンは猛反省が必要だと思います。

今回EOS C500に用意されたレンズは絞り羽根が11枚です。

映像文化『有り』の時代がやってきたのかもしれません。





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