最近社内情報として評価が高いUートレインの製品を買ってきました。 キハ22です。
私が黙っていられない車両です。
手すりステップ表現など綺麗ですが、トイレの窓セルが剥がれかかtっています。 まさか開いている表現?
満州を知ってしまうと北海道は所詮満州と東京のど真ん中くらいと思いますが、それでも冬仕様ですからトイレ窓も開けるわけがないです。
梯子やエアタンク、シリンダーなど黒塗りでなくてはいけないところがグレーです。 IMONのキハ58系同様塗装しなくてはなりません。
室内灯チェックです。 なんと動力カットが可能です。 観賞用? それだったら13mmで製品化した方が良いのでは?
こうしてみるとIMONパネルライトとあまり変わらないですが、明るすぎます。
時折訴えますが、昼間太陽光の中の姿が室内照明の中の鉄道模型なのです。 鉄道模型は太陽光の中で走らせません。
室内照明の中で走らせる時室内灯が明るく見えたら「アウト」です。 そんな鉄道車両はありません。
ただ、チップLEDを基板に並べると軽くて超安価に室内灯が実現します。 それに負けてしまっているのが今の鉄道模型です。 残念な限りです。
床に基板が見えてしまっています。 後で塗装します。
車体のディティールはいい感じに丁寧に作ってあるのに何故?
そして「窓柱の影」と言うのがこれです。 昔の鉄道模型です。
これではムードも何もないです。 解決策としてはIMONのパネルライトに交換できれば大丈夫ですが。
IMONのパネルライトの重要ポイントは「ちらつかない」という事です。
鉄道模型は走らせて遊ぶものだからです。
チラついてしまったらチャチな鉄道模型になってしまいます。
ここ10年少々のIMONの模型は室内灯はちらつきません。
高いから当たり前? でも2000円で分売しています。
窓柱の影が出るIMONの模型があるなと思って出したらものすごく暗いです。
【たから】号のヨ5000です。 テールマークの明るさに合わせて特別暗くしているかもしれません。
遊んでる暇はないので前を向いて進みます。
ところで、この重量です。
今のIMONのM車で240g、T車なら170gです。
いかにでかい『J』ゲージといえ、めちゃくちゃな重さです。
鉄道模型は走ってなんぼです。 足回りがいかれてしまいます。
エンドウのMPギヤやカツミのACEギヤを使うくらいだから走りにこだわっていないことはすぐわかりますが、MPの様なギアを使う場合、ウォームギアがメタルと激しく擦れるのが避けられない構造なのです。
IMONギヤの場合はスラストワッシャーを何枚も入れることで摩耗を避けていますが、それでも軽量化は長く価値を維持して走らせるためには重要なことです。
JAMの夜間運転にキハ58とキハ82が登場しないことはみなさん知っているかと思います。
あれはエンドウ製MPギアなのです。
限界を知ったからIMONギヤを開発したのです。 今ではFMギアにもスラストワッシャが入っています。
分解していきます。 深い整備、加工屋が可能な作りに好感が持てます。
非動力側の台車を分解して驚愕です!
ピヴォット軸です。
動力車は安定した集電や台車枠の互換性などから両台車プレーンが常識ですが、PVとは。
この大重量、天賞堂のむかしのC53とかED機関車並です。
台車は日光製らしいです。 ところが車軸は日光ではなさそうです。
日光の謝辞喜雨先端はもっと鋭利です。 フランジの形状も怪しげです。 日本形アメリカ形NMRA式ではない、やや欧州っぽい形状です。
日本以外、韓国あたりの製造では洋白が手に入り辛いので黒染め車輪ができなかったりします。
中国なら欧州型がまずほとんど黒車輪ですから簡単に手に入りそうですが。
Uートレインが今どきちょっと恥ずかしい白車輪なのはそう言う事情が絡んでいるのかもしれません。
バックゲージが怖そうなので測ってみます。
日本形16番においてバックゲージの安全な範囲がどの辺なのか分かってはいませんが。
2両ありますので両方ともエンメル色差し後黒の服付けをします。
お湯で缶を温めるノウハウができたので缶スプレーで戦います。
今、より大衆向けの傾向にある天賞堂がきちっと鉄部を黒くしている中で、韓国中国で作る手が混んだブラスの製品群が白車輪というのは納得できません
まあ、それを言ってはおしまいよ!と言う部分で言うならば16番で作ると言うことは足回りはあまり気にしていないと言うことかなと思います。
今日も3:50
此処のところますますひどいです。