
朝です。

部屋を出て朝食バイキングに向かいます。

客室フロアのエレベーターホールです。

1F(日本の2階)のエレベーターホールには“関羽”像が飾られています。

振り向けば朝食レストラン入り口です。 ホテルはともかく立派です!

朝食レストラン内部です。

中華のコーナー、手前からサーフォーファン(←PANDAでは広東ビーフンと呼び、広東/香港では“河”と呼ばれます)炒飯、お粥セット、点心類(包等)

和食(味噌汁、お新香?)もあります・・・が、どうやって食べるんだろう?という雰囲気です。
遠くはサラダコーナーです。

結局洋食中心の「第1回目」
(特筆すべきはトウモロコシの想像を絶する不味さです・・・外観は日本のとはあまり変わりませんが・・・)

中華コーナーも試してみます。
“河”はまあまあ(35点!)炒飯は15点、皮蛋(ピータン)は80点!
まあまあと言いながら「35点」ですが、1時間半も冷ましてあればせいぜいそんなモノです。
35℃くらいでは?と想像されるお粥は怖くて試せませんでした。

物凄い埃・・・
上海賓館は国営ですので“共産圏”です。
ですから(?)このレストランで威張っているのは従業員です。
掃除しても「気を遣いません」ので埃は積もったままです。
従業員の私語は普通で、平気で手を髪にやるので仰天してしまいます。
従業員が歩いて来たらお客は避けて歩く必要があります。
四国弁で「野良になってしもぅとる」という状態です。

フルーツのコーナーです。

フルーツは似たように見えても“滋養”“味”に欠けるので結構衝撃的です。
牛乳も酷いです。
私の人生の中に長い経験があった“共産圏での闘い”を思い出しました。
蒸機撮影での訪中(個人旅行)ではこういう事は無いですので東欧以来35年ぶりの経験です。
渋谷PANDAレストランのホールの中国人留学生達(←まさに上海が多い)が日本に来て衝撃を受けるのは「食べ物の美味しさ」だそうです。
特に驚きが激しいのはC級グルメ、或いはそれ以下のものの美味しさだそうです。
例えば「KIOSKで売っているお菓子」などと聞きます。
私も東独から西ベルリンに脱出して最初に食べた立食いソーセージが衝撃的に美味しすぎて涙が止まらなかった事を思い出します。

エレベーターで客室フロアに戻ります。

集合は0階フロント前です。

バスに乗り込みます。
“井門御一行様”という札が出ています。 (よかった“井門様御一行”じゃなくて・・・
)

今日の行く先はまず“朱家角”半日観光です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%B1%E5%AE%B6%E8%A7%92%E9%8E%AE
上海現地ガイドの名前も“朱”さんです。

上海の高架道路、高速道路ではこの様にナンバープレートのない車に出くわします。

ETCレーンも有ります。

朱家角観光のスタート地点です。 トイレに行ってから歩いて入ります。

まだトイレ中の人が居ますが待つ間に緩い集合写真です。

なかなか風情があるところです。

カフェバーです。 “Flying Turtle”とあります。

歩いて奥へ向かうとどんどん渋くなってきます。

沿道に色々な店があります。

生きた街ですから「生活」があります。

橋一つ一つが個性的で良い感じです。

青い「中国旅行社」の小旗を掲げた朱さんの解説を聞きます。 私は「不良」なので写真ばかり撮って解説を聞きません。

色とりどりの履き物や軽い防寒具を売るお店。

オモチャ屋さん

発酵豆腐屋さんで試食しようとする中国料理井門の2人。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AD%E8%B1%86%E8%85%90
私も味見しましたが、臭いがきつい割にそれ程美味とは思いませんでした。
←体には良いのかも知れません。

ひょうたんとひょうたんの笛等並べて売っています。

ちまきと扎肉(ザロー)でしょうか。

こちらもそうです。
へたな食堂に入るよりコレを食べた方が美味しいのでは?

もう一軒、ともかく一番多いのはこの手の総菜屋さんです。

東井街から放生橋に入る場所にある郵便ポスト。

大きな放生橋を渡ります。

放生橋を渡ったところから船に乗ります。
金魚売りが金魚を売りに来ます。
「持って帰れないから要らない」と言っていたら、船から水中に放すものなのだそうです。

2袋

買ってしまいました。 2つで5元(≒¥60)でした。

これから乗り込みます。 私は重いですよ・・・まだ三桁ですから・・・
船の番号が「42」とは縁起がよい・・?・・。

広い河を西へ進み、左折して運河を進みます。

景色はどんどん移ろい実に良い感じです。 先行する船は我々の仲間です。

この船着き場で上陸します。

我々の船の漕ぎ手です。

乗ってきた42号挺、漕ぎ手付き形式写真。

時間の経つのが早過ぎて金魚を放すのを忘れていました。 船着き場で放します。

船着き場全景です。

同じ橋の上から反対側を見ます。

北大街を歩きます。

昼食レストラン前で集合時間を決めて解散し思い思いに散策開始です。




北大街も食べ物屋(ちまきと扎肉)が多いです。

直角の道は商店街ではありません。






絵を見ます。

北大街を歩くうちに放生橋まで来てしまいました。

乗船した船着き場です。
岸から3艘目が“42号挺”です。
金魚売りがやってきましたが私の顔を見て(さっき買ったので)にっこりしていました。

浅い段の放生橋は自転車を押して容易に上がれます。

放生橋から撮った北岸です。

(順光の)南側に橋を写すポイントを見つけました。

北大街の途中に一軒大きな焼物屋がありました。

飾り物から実用品まで綺麗に展示してあります。

強い光を当てると柄が浮き出る製品です。
中国→日本に伝わった陶磁器(英語でチャイナと言います)ですが、
此処に展示されて居るモノは日本から中国に逆輸入された技術で作られているという説明を聞きました。
(中国料理メンバーが普通語を使って聞いて教えてくれました)

昼食です。
(実は私が遅刻ですぅ)

朱家角料理は上海料理系ながらこの地の売り物である新鮮な野菜などを生かしたモノとのことです。

紹興酒ではなく老酒です。 上海老酒“朱家角”
産地だけあって「状態が良い」美味しいお酒でした。

トイレを借りたとき写した店の裏側の様子です。

裏です。 悪いおじさんとしては必ず撮影してしまいます。

店の入口を内側から・・・実は入口を正面から撮るのを忘れました。

直ぐ目の前にあるネクタイ屋でネクタイを買いました。 1本10元(¥130!)
たくさん買うから1本おまけしてくれと言ったのですが「これ安い」と言って引いてくれませんでした。

再び放生橋経由で駐車場へ帰ります。 橋の途中から撮った瓦屋根です。

こちら両名はかなりの回数訪中していますから余裕です。 おしゃれ防寒具を試しています。
女性は中国旅行社のカメラマン兼ガイド助手の李さんです。

可愛い子供軍団。

南無阿弥陀仏と大書された寺院。
朱さんは「お釈迦様を祀っています」と言っていましたが「祀っているのは阿弥陀仏」じゃないのかな?

朝方と光線が違うのでまた新鮮です。

全ての建物に風情があります。

お父さんが赤ちゃんにゴンドラを見せていますが判りますまい。

出入り口近くの白壁の建物群が見えてきました。

分厚い氷の下に金魚がじっとしています。

こちらもカフェバーの類でしょうか。
朱家角は全然好かったです。 メモリーもバッテリーもうんと消費しました。
↓この地で買ったものです。

オモチャ屋さんで見つけた小さな人形、全部同じものに違う色を付けたモノです。
左から
アトム、悟空、ドラえもん×2色、ケロロ軍曹、ロナルド・マクドナルド、ウルトラセブン、ウルトラマン、マリオ、アンパンマン、ペコちゃん、スティッチ、ルフィ
でしょうか。

1本10元(¥130!)のネクタイ群、
今週私は毎日これらを着用しています。

電動招き猫。 中国では電動が標準です。

上海市内に戻ってきました。 午後の観光開始です。