もうご存知かと思いますが、7月14日IMONカプラー待望の新製品、HO-205とHO-105が発売となりました。

HO-205 2mmビスを使うIMONカプラーです。
HO用ケーディー#5や#8に置換えて使うもので、カンタムDD51などにはそのまま装着できると聞いています。

HO-105 HO-205と同じシャンクを従来のHO-101用の1.4mmビス用のポケットと組み合わせた物です。
HO-101とHO-105のシャンク長さの違いは2mmです。
すると、まだ発売されていないし、予定も無いですがHO-208はどういうカプラーか判ってしまいますね。
HO-101より3mm長い「上方」シャンクを使った2mmポケットの製品です。
HO-109、HO-209(KD#6,#16相当)は既に製作に懸かりました。

HO-205
ポケット幅はHO用ケーディーに合わせた7.5mmです。

HO-105
ポケット幅がケーディー#711に合わせた6mmですが、1.4mmビス使用ゆえの小振りなポケットが有用です。
例えば、フジモデル客車にエコーの端バリを使うとケーディー#16のポケットに#8のシャンクを組み合わせた連結器以外は適合しません。
(私はず~っとそうしてきました。→余った#8のポケットと#16のシャンクを組み合わせるとアダチ蒸機に「飾りカプラーポケット」を付けた物に適合します・・・・もちろん客車の方がずっと多いのでバランスは取れませんが・・・)
そうした「フジモデル+エコー端バリ」ケースにはHO-105を使い、1.4mmビス+ナットで留めるのが良さそうに思います。
つまり、1.4mmビス用のHO-105は「16番」用にかなり有用であると期待しているのです。
そのケースが早速当てはまってしまったのがKATO16番のワム90000です。

たったこれだけのパーツで出来ているワム90000の連結器。
しかし、カプラーを取り去ると、この様に邪魔な円筒が残ります。

東急ハンズで彫刻刀を買ってきました。 「平」6mmと4.5mm。
そして木槌を買ってきました。 時折使いたくなるのでこの機会に!

「平6mm」がカプラーポケットにぴったり!

それをこうやって

首チョンパ! 丸穴は床上まで抜けています。

五反田工房から早い時期に貰っていたHO-205の「見本」多数とHO-105ワンペア

KATOワム90000のカプラースペースは6mm程でHO-105が佳いのですがポケットが足りません。

買い置きのHO-101のポケットを使えば即解決です。

HO-101、後の予備輪っかはボックスに入りきらないのでちょんちょんと切ってしまいます。
1.4mm×6mmのビスと1.4mmナットです。

あっという間に付いて仕舞いました。 使用前/使用後です。

逆から見た感じです。

斜め上からの眺め。

逆サイドです。
連結面間は少し縮まって「ほぼスケール」となります。 IMONカプラーはカーブで伸縮します。

真横からの眺め・・・・実は「相手を離さないぞ!」という時重要な「上下幅」はIMONカプラーの方が大きいのです。 (ナックル先端だけの話ですが)
ケーディーやKATOカプラーは上下幅4mm
IMONカプラーは4.2mmです。 それを感じさせない、見せない設計をしています。

真上から見た両者。

ぶつけるとこの方向にひねれて連結されます。
相手を離さないIMONカプラーの真髄は実は
「IMONカプラーでは引っ張り力を受け取る“本体”はナックル」だと言うことなのです。
手で自連の形を作ったとき、親指に相当する部分は添え物なのです。 (極端すぎですか・・)
「ナックル上面の突起→床板側カプラーポケットの溝→床板」
と最短距離で牽引力が伝わるようになっていて、変形して破綻し難い造りなのです。
(ダイキャスト製ナックル本体が破壊されると切れてしまいますが)
ケーディーやKATOカプラーでは、ナックルは可動部分であり、“本体”ではないのです。

作業は一瞬で終わってしまいましたが、此処から一寸お化粧です。 ブレーキに錆色。

ナックルヘッドに錆色、肉抜き部分を黒に残して表面を錆色にすると格好佳いです。

白も入れておきます。

台枠にナンバーを

転写シールって・・・・初めて使いました。

二位側には足踏みブレーキが有って、貨車の見所です。

曲げたり、傾けたり、中心が外れたりしたくない最重要な「番号」です。

転写シールと言うだけ有って少しベース部分が文字と一緒に残ります。

こっちの車両は前側から貼ってみます。

番号が梁で左右に分かれているところにまで貼らせるのかァ

後側

反対サイドは一体で貼れますが、今度は上下の透明ベース部分を切り落とさないとダメなのでこっちの方が厄介かもしれません。

大体出来てきました。 まずは台枠だけ先に汚しを吹いちゃいます。

軸受けだけマスキングして・・・・・うわっ!!吹きすぎてしまいました。 (大汗)

上手く行かなくて焦っています。 手摺を付けて組み上げて・・・・
この車両は原宿常備の貸しだし用になる予定です。 「軽く汚す」筈だったのです。
ノーマルでもウェザリングされた機関車でも大丈夫にするはずだったのです。

この状態でもう一回軽く吹きます。

扉上部が錆びている例が多いので、最後に扉を外して吹いたのですが・・・なんと湿度が高くて被ってしまいました!! 更に大ピンチ!!

白い・・・・・やっぱり被っているのが判ってしまいます。

あまり手間を掛けたくないので、コレ(ウェザーシステム)で誤魔化すことに致します。

白かぶりはそれでも結構手強い!! まだ少し白い鴨・・・

フラットベースを入れたクリアにリターダーシンナーを混ぜて

吹きました。 転写シールの保護を兼ねているとも言えるのですが・・・

うわっ! 扉を開けると扉の裏側は無警戒でした!

観念して完成と致します。

角度を変えて、連結状態。

二位側はブレーキ付き。

離してみます。 あれっ・・・この手摺の形はワム90000初期タイプのものでは?

屋根などはそのままです。 レイアウト常備の貸しだし車両用ですので神経使わなくて良いようにと。
これから時折貨車を仕上げていきます。
このワム90000、随分前に仕上げたのですが、7月14日も過ぎて発表とはナサケナイです。
ブログネタは溜まる一方で、書き込む時間が無く、腐ってしまいそうです・・・・

HO-205 2mmビスを使うIMONカプラーです。
HO用ケーディー#5や#8に置換えて使うもので、カンタムDD51などにはそのまま装着できると聞いています。

HO-105 HO-205と同じシャンクを従来のHO-101用の1.4mmビス用のポケットと組み合わせた物です。
HO-101とHO-105のシャンク長さの違いは2mmです。
すると、まだ発売されていないし、予定も無いですがHO-208はどういうカプラーか判ってしまいますね。
HO-101より3mm長い「上方」シャンクを使った2mmポケットの製品です。
HO-109、HO-209(KD#6,#16相当)は既に製作に懸かりました。

HO-205
ポケット幅はHO用ケーディーに合わせた7.5mmです。

HO-105
ポケット幅がケーディー#711に合わせた6mmですが、1.4mmビス使用ゆえの小振りなポケットが有用です。
例えば、フジモデル客車にエコーの端バリを使うとケーディー#16のポケットに#8のシャンクを組み合わせた連結器以外は適合しません。
(私はず~っとそうしてきました。→余った#8のポケットと#16のシャンクを組み合わせるとアダチ蒸機に「飾りカプラーポケット」を付けた物に適合します・・・・もちろん客車の方がずっと多いのでバランスは取れませんが・・・)
そうした「フジモデル+エコー端バリ」ケースにはHO-105を使い、1.4mmビス+ナットで留めるのが良さそうに思います。
つまり、1.4mmビス用のHO-105は「16番」用にかなり有用であると期待しているのです。
そのケースが早速当てはまってしまったのがKATO16番のワム90000です。

たったこれだけのパーツで出来ているワム90000の連結器。
しかし、カプラーを取り去ると、この様に邪魔な円筒が残ります。

東急ハンズで彫刻刀を買ってきました。 「平」6mmと4.5mm。
そして木槌を買ってきました。 時折使いたくなるのでこの機会に!

「平6mm」がカプラーポケットにぴったり!

それをこうやって

首チョンパ! 丸穴は床上まで抜けています。

五反田工房から早い時期に貰っていたHO-205の「見本」多数とHO-105ワンペア

KATOワム90000のカプラースペースは6mm程でHO-105が佳いのですがポケットが足りません。

買い置きのHO-101のポケットを使えば即解決です。

HO-101、後の予備輪っかはボックスに入りきらないのでちょんちょんと切ってしまいます。
1.4mm×6mmのビスと1.4mmナットです。

あっという間に付いて仕舞いました。 使用前/使用後です。

逆から見た感じです。

斜め上からの眺め。

逆サイドです。
連結面間は少し縮まって「ほぼスケール」となります。 IMONカプラーはカーブで伸縮します。

真横からの眺め・・・・実は「相手を離さないぞ!」という時重要な「上下幅」はIMONカプラーの方が大きいのです。 (ナックル先端だけの話ですが)
ケーディーやKATOカプラーは上下幅4mm
IMONカプラーは4.2mmです。 それを感じさせない、見せない設計をしています。

真上から見た両者。

ぶつけるとこの方向にひねれて連結されます。
相手を離さないIMONカプラーの真髄は実は
「IMONカプラーでは引っ張り力を受け取る“本体”はナックル」だと言うことなのです。
手で自連の形を作ったとき、親指に相当する部分は添え物なのです。 (極端すぎですか・・)
「ナックル上面の突起→床板側カプラーポケットの溝→床板」
と最短距離で牽引力が伝わるようになっていて、変形して破綻し難い造りなのです。
(ダイキャスト製ナックル本体が破壊されると切れてしまいますが)
ケーディーやKATOカプラーでは、ナックルは可動部分であり、“本体”ではないのです。

作業は一瞬で終わってしまいましたが、此処から一寸お化粧です。 ブレーキに錆色。

ナックルヘッドに錆色、肉抜き部分を黒に残して表面を錆色にすると格好佳いです。

白も入れておきます。

台枠にナンバーを

転写シールって・・・・初めて使いました。

二位側には足踏みブレーキが有って、貨車の見所です。

曲げたり、傾けたり、中心が外れたりしたくない最重要な「番号」です。

転写シールと言うだけ有って少しベース部分が文字と一緒に残ります。

こっちの車両は前側から貼ってみます。

番号が梁で左右に分かれているところにまで貼らせるのかァ

後側

反対サイドは一体で貼れますが、今度は上下の透明ベース部分を切り落とさないとダメなのでこっちの方が厄介かもしれません。

大体出来てきました。 まずは台枠だけ先に汚しを吹いちゃいます。

軸受けだけマスキングして・・・・・うわっ!!吹きすぎてしまいました。 (大汗)

上手く行かなくて焦っています。 手摺を付けて組み上げて・・・・
この車両は原宿常備の貸しだし用になる予定です。 「軽く汚す」筈だったのです。
ノーマルでもウェザリングされた機関車でも大丈夫にするはずだったのです。

この状態でもう一回軽く吹きます。

扉上部が錆びている例が多いので、最後に扉を外して吹いたのですが・・・なんと湿度が高くて被ってしまいました!! 更に大ピンチ!!

白い・・・・・やっぱり被っているのが判ってしまいます。

あまり手間を掛けたくないので、コレ(ウェザーシステム)で誤魔化すことに致します。

白かぶりはそれでも結構手強い!! まだ少し白い鴨・・・

フラットベースを入れたクリアにリターダーシンナーを混ぜて

吹きました。 転写シールの保護を兼ねているとも言えるのですが・・・

うわっ! 扉を開けると扉の裏側は無警戒でした!

観念して完成と致します。

角度を変えて、連結状態。

二位側はブレーキ付き。

離してみます。 あれっ・・・この手摺の形はワム90000初期タイプのものでは?

屋根などはそのままです。 レイアウト常備の貸しだし車両用ですので神経使わなくて良いようにと。
これから時折貨車を仕上げていきます。
このワム90000、随分前に仕上げたのですが、7月14日も過ぎて発表とはナサケナイです。
ブログネタは溜まる一方で、書き込む時間が無く、腐ってしまいそうです・・・・