模型機関車重さ比べ、SL②

2012-01-28 | 鉄道模型
全長が20m程度の大型蒸機の重さ比べです。


↑↓C6244北海道から始めます。


HO1067 C62(プレスアイゼンバーンモデルプロダクツ)



↑↓D5195信越です。 乗工社オリジナル状態のD51はコレ一両しかありません。


HO1067 D51(乗工社)

テンダーモーター(CN22)で機関車にはモーターの代わりにウェイトが載っています。


D5195のテンダーです。 モーターが載っています。 結構重いと感じます。


C6244のテンダーです。 モーターなど載っていませんが結構重いです。



↑↓D51412は乗工社製品ですがテンダーから火室内にモーターを換装してあります。


HO1067 D51(乗工社モーター換装)

LN-14を使用、アイドラーを介して第三動輪を駆動する普通の構造です。


HO1067 C55(IMON)

韓国製造でモーターはファウルハーベル1717Sです。

この機関車はC5557国内組立です。 韓国設計なので普通よりやや軽い仕上がりです。


HO1067 D51(IMON)

D5170の「製品のまま」です。 (IMON製D51で一番重さが軽いグループです)

IMONのD51は設計が乗工社ベースですが、IMONコアレス1616Sを使用して火室が空いた分バックプレート裏側にウェイトを、そしてシリンダーブロック内にウェイトを積んでいます


シリンダーブロック内のウェイトは17gでした。


火室内ウェイト“丸”は11g


火室内ウェイト“角”は12gでした。

モーターが小さい事から追加された火室ウェイト+シリンダーブロックウェイトでプラスアルファの「重さ」を持ったと言うことです。


HO1067 D51(IMON)

D511151の製品そのままです。 (重装備;IMONのD51で一番重いグループです)


HO1067 C61(IMON)

C6118[青森]です。
この製品からシリンダーブロックにもD51用ウェイトが搭載されました。 従って製品として発売されていたこれ以前のC61は380g~388g程度と思われます。

IMONのC61が極めて重いのは、第2動輪にモーターが吊り掛けて有り、その前後全てウェイトであること、D51と同一のボイラーながら煙室が長いのでボイラー内ウェイトも大きくできるからです。 

(重さに一番大きく影響するのはスノープラウの「有無」です)


HO1067 C57(IMON)

C57101戦前仕様のサウンド無し・・・C57で一番軽い機関車です。

「サウンド無し」は1.5V電球を定電圧点灯としていますのでその基板の分だけウェイトが減って製品内最軽量になってしまっています。

ボイラー内ウェイトはタングステン(ウェイトとしての比重18.1)であり、シリンダーブロックにもウェイトが載っています。


HO1067 C57(IMON)

C575サウンド付きです。

サウンド付きはヘッドライトは電球ではなく小さなチップLEDで、テンダー上にある基板から配線されています。 従って定電圧基板(灰箱内)が不要で鉛のウェイトに置き換わっているのです。


HO1067大型機関車重量一覧

 重量    形式・番号    メーカー
278g   C5557     IMON
333g   D51412    乗工社(火室内モーター換装)
358g   D5170     IMON(最も軽量なD51)
360g   C57101    IMON(最も軽量なC57)
364g   C6244     PEMP
371g   C575      IMON(サウンド付の標準)
379g   D511151   IMON(最も重いD51)
402g   D5195     乗工社(テンダーモーター)
405g   C6118     IMON(最も重いC61)


C59が無いのが残念です。 私の手元に現在無いのです。

これら大型蒸機は「まだ良い」です。

いずれ単機で10~11連の大雪崩れを牽かなければならないC58を作る時、どうやって330g程度を確保するかが重い目標です。