♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■なまけ者は言う

2006年04月26日 | Weblog


 世の光の時間です。お元気でしょうか? 羽鳥 明です。さあ今日の世の光はまず皆さまからのお便りの紹介です。

 宮崎県都城市にお住まいの、あずまさんから戴きました。

 御結婚50周年の先生御家族のお写真を見させていただきました。こんなに大勢、それも英国やアフガニスタンからまで集まって来られた、数えてみたら総勢24人の大家族、うらやましいですねえ。

 ・・・ あずまさん、ありがとうございました。久しくお会いしていませんね。

 さて、今日の神の知恵のことばです。旧約聖書箴言は「知恵の書」と呼ばれていますが、今日は箴言22章の13節です。お読みしましょう。

 なまけ者は言う。「獅子が外にいる。私はちまたで殺される。」と。

 「狼が来た。狼だ。」といつも叫び続け、今日もまた同じ叫び声を上げていた所、誰も「またか」と言って助けに来ず、狼にかみ殺されてしまったという、そういう古い話があります。今日の箴言のことばはそんな古い話を思い出しますねえ。

 外に出て自分で真っ正面から獅子に対処してしまえばいいのに怯え、恐れるばかりで何もしない人をここでは「なまけ者」と言っていますね。

 ローマの総督ペリクスの前でパウロはイエスの死とよみがえり、そして罪人が罪のさばきを逃れる道として罪を悔い改めてこのイエス様を信ずるという救いの福音を説きました。ペリクスの妻はユダヤ人で、ペリクスはユダヤ人のこと、イエス・キリストの十字架のこと・よみがえりのことを知っていて、このパウロの証の前に心を刺され、心を動かされていたに違いありません。しかしベリクスはパウロは来るべき神の審判のことを語るのを聞いて「今日は帰ってよい。折りを見てまた呼び出そう。」と言ってそれきりになりました。救われないまま裁きの時を迎えたのです。

 今すぐにやるべきことを「また明日」と言って先延ばしにするなまけ者は本当にライオンに食われて死んでしまいます。
 
 聖書の知恵のことば。

   なまけ者は言う。「獅子が外にいる。私はちまたで殺される。」と。

 箴言22章13節のことばです。

 それではまた聞いてください。

 (PBA制作「世の光」2006.04.26放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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