2021.5.29放送
世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
昨日は、神殿建設に情熱を傾けていたダビデが、神殿で行われる礼拝を神のみこころにかなったものとするために、礼拝奉仕者であるレビ人たちを整えることにも情熱を注いだことをお話ししました。今日はその続きです。
レビ人を奉仕者として登録したダビデは続いてレビ人に奉仕の内容について語りました。
イスラエルの先祖はイスラエルに定住する前、40年間荒野を旅してきました。神を礼拝する所である会見の天幕と祭壇は持ち運びをすることができるように神が定められていました。イスラエル王国を確立した今、人々はイスラエルの地に定住するようになりました。そこでダビデはレビ人に彼らの奉仕について語りました。
「神は私たちがここに定住することができるようにして下さった。そして神はいつまでもここエルサレムに住まわれる。だからレビ人は、荒野でしたように幕屋を運んだり奉仕のための器具を運んだりする必要はない。」(歴代誌第一23章25-26節参照)
そしてダビデは、レビ人に神殿で行う奉仕を改めて教えました。
その奉仕とは、神殿の庭、神殿の周りにある脇部屋を管理する奉仕。また神に献げる供えのパン、穀物のささげ物、種なしの薄焼きパンなど、神に献げる物を神が定められたとおりの分量で定められたとおりに作り、聖所に備える奉仕。
それから朝ごとに神をほめたたえ、賛美し、夕べにも同様に神を賛美する奉仕。
さらに週の終わりの安息日、月の初めの新月、および神の定められた例祭ごとに献げられるすべての全焼のささげ物を神に定められたとおりに献げる奉仕でした。(歴代誌第一23章28-31節参照)
ダビデは、神が定められた規定のとおりに奉仕を行うようにレビ人を整えました。レビ人のこれらの奉仕によって、イスラエルは神に喜ばれる礼拝を献げることができるのです。
明日は日曜日です。私たちも神に喜ばれる礼拝を献げましょう。
(PBA制作「世の光」2021.5.29放送でのお話より)
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