♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神は愛する者をしかる / 羽鳥頼和

2017年10月14日 | Weblog
2017/9/9放送

 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。先週に引き続いて旧約聖書のエゼキエル書からお話しします。エゼキエル書にはユダの国がバビロンに攻められ、滅亡の危機に瀕している頃、人々がバビロンに強制的に連れて行かれる行かれるいわゆるバビロン捕囚の時代に、バビロンに連れて来られた預言者エゼキエルに与えられた神のことばが記されています。

 今日はエゼキエル書の12章で語られていることをお話しします。神はこれまで、人々が神の教えに逆らっていること、そしてこのままではさばきがくだるので罪を認めて神に謝り悔い改めるようにと勧めておられました。しかし人々は悔い改めませんでした。そこで神はエゼキエルに不思議な二つの行動を取るように命じられました。

 一つめは、捕えられ強制的に連れて行かれる者のように、荷物をまとめて夕方自分の手で壁に穴をあけ、人々の見ている前で暗いうちにその少ない荷物を背負ってで出ろ、というものでした。エゼキエルはその通りにしました。このことはエルサレムが破壊され、そこに住む人々が自分たちと同じように捕えられてバビロンに強制的に連れて来られてしまうことを教えていました。しかし人々はその不思議な行動を見ても何とも思いませんでした。

 神は続いて二つ目の不思議な命令をしました。震えながらパンを食べ、おののきながらこわごわ水を飲め。エゼキエルはその通りにしました。このことは陥落直前のエルサレムの様相を教えていました。エルサレムは兵糧攻めに遭い、食べるものも飲み水もなくなってしまい、ついにエルサレムは滅びるのです。しかし人々はエルサレムが滅びるはずはないと言って神のことばを信じませんでした。

 新約聖書のヨハネの黙示録3章19節で神はこのように教えておられます。
 「わたしは、愛する者をしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって、悔い改めなさい。

 そしてヨハネの手紙第一1章9節はこのように教えています。
 「もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。

 明日は日曜日です。ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」 2017.9.9放送でのお話より )
 
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