♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神のみわざの大きさを味わう / 岩井基雄

2015年08月07日 | Weblog
2015/8/7放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。

 夏の輝きの中で太陽の輝く大空や星のきらめく夜空を見上げる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。青く輝く空にぽっかりと浮かぶ雲を眺めていると、それだけで一日が過ぎてしまうほど大空の広がりには心を奪われますねえ。また、真っ暗な夜空にこぼれ落ちそうな満天の星々を見上げるときにも自分の存在の小ささと共に、大宇宙の広大さに感動を覚えます。

 さらに、聖書が語る神様は実際の歴史の中でも神の助けや守りの確かさ、またその豊かさを神の民を通して現わされました。幾度も神様の愛にそむいたあの民をさえ神様は愛し慈しみ祝福してくださったのです。神のなさったわざの大きさに気が付きにくい私たちです。少し歩みを止め、天を、神様を仰いでみませんか? 

 詩篇の92篇の4節と5節をお読みします。
 「主よ。あなたは、あなたのなさったことで、私を喜ばせてくださいましたから、私は、あなたの御手のわざを、喜び歌います。主よ。あなたのみわざはなんと大きいことでしょう。あなたの御計らいは、いとも深いのです。」

 神のなさるわざ、すでに神様が私たちに注いでくださった愛と恵みは私たちの思いをはるかに越える大きなみわざです。

 この詩篇92篇の背景には、神の民イスラエルの度重なる罪の結果、国が分裂し、その両方ともが滅ぼされ、他の国へと捕囚の憂き目を経験したその彼らのことが歌われています。またその彼らが神様のあわれみと恵みによって約束の地に戻ることが許され、神様への神殿、礼拝する神殿をも再建する事ができた、その神様の豊かな愛と恵みが背景にあるのです。

 私たちの愚かさにもかかわらずに恵みと祝福を与えてくださる神様の愛と恵み、慈しみ深い神様のご計画を感謝し賛美を捧げている詩篇、とも言えるでしょうね。感謝と賛美は人生に力を与えます。神様はあなたの苦しみの時に、様々な過ちで苦しむ時にも、あなたを愛し、目には見えなくともあなたと共にいて、あなたを苦難から救い出し、あなたに祝福と恵みを豊かに与えてくださるのです。

 (PBA制作「世の光」2015.8.7放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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