♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■過越しの小羊 / 板倉邦雄

2015年08月05日 | Weblog
2015/8/5放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「過越しの小羊」という題でお話ししましょう。

 天の神様の恵みの祝福は昔も今も変わることがありません。エジプトに下る10番目の災害から助かる手段は動物の小羊を犠牲にして、その血を門柱と玄関の横木・かもいに塗りたくることでした。そうすれば、最初に生まれた子どものいのちは助かったのです。エジプト人も例外ではありませんでした。

 そこでモーセはイスラエルの長老を皆呼び寄せて言いました。「あなたがたは急いで家族ごとに一頭の小羊を取り、過ぎ越しの犠牲としてほふらなければならない。朝まであなたがたは一人も家の戸の外に出てはならない。主なる神が行き巡ってエジプト人を打たれるとき、門柱と玄関に塗ってある小羊の血を見て、主なる神はその家を過ぎ越し、滅ぼす天使たちがあなたがたの家に入って長男や長女を打つの を許さないであろう。あなたがたはこの過ぎ越しの犠牲をあなたと子孫のための定めとして永久に守らなければならない。主なる神が約束されたようにあなたがたに賜る地に入った時も、この儀式を祭りとして守らなければならない。」(出エジプト記 12章2節~25節)

 更にモーセは続けて命じたのです。「もしあなたの子どもたちが、『この儀式はどんな意味ですか』と質問したならば、あなたがたは説明してあげなさい。」 
 イスラエルの人々はモーセのことばを信じて言われる通り実行しました。(参照 出エジプト記 12章26、27節)

 さて、今から2000年前、動物の小羊ではなく神の小羊が世の罪を取り除き、私たちと家族を救うために、この世に来てくださいました。そしてイエス様は、過ぎ越しの祭りの晩餐の席で、弟子たちにぶどう酒の入った杯を取り上げ、祝福してこう言われました。「皆、この杯から飲みなさい。この杯は私の血による新しい約束を表しています。多くの人々の罪の赦しのために流されるものです。」(参照 マタイ 26章27、28節 )

 神の独り子イエス・キリストが私と家族を救出するために、神の小羊となって私たちの身代わりとなって十字架で死んでくださいました。そして尊い血潮を流してくださったのです。

 聖書のことばです。
 「主イエスを信じなさい。そうしたら、あなたもあなたの家族も救われます」。(使徒 16章31節 口語訳聖書)
 
 イエスを信じる者は一人も滅びることなく永遠のいのちを得るのです。

 (PBA制作「世の光」2015.8.5放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 


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