♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■天国はあるの?/関根弘興

2015年08月31日 | Weblog
2015/8/31放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 番組にこんな質問が届きました。「天国は本当にあるのでしょうか。」 こんな質問です。

 誰もが死んだあとどうなるのだろう? どこにゆくのだろう? と考えます。またある方は、いやいや死んだあとは何もない無である、と言われます。それでは聖書は一体何と言っているのでしょう。

 まずイエス・キリストのことばを紹介しましょう。新約聖書ヨハネの福音書11章25節
 「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。

 イエス・キリストが来られた大きな大きな目的は、死んでも生きるといういのちを与えるために来てくださった、というんですね。これはとても不思議なことばです。死んでも生きる、ということはイエス・キリストが約束されたことは私たちのこの体のいのちを超えた命があなたがたに与えられるというふうな約束ですよね。そうすると、そのように約束されたイエス様はもちろん死んでおしまいという方ではありません。イエス・キリストは十字架について死なれました。しかし三日目に死を打ち破り、復活されたのです。そしてその復活の目撃証言者たちによって新約聖書が書かれていきました。イエス・キリストの約束は信じる一人ひとりに尽きることのない命を与えるという約束です。尽きることのない命のことを聖書では「永遠のいのち」というふうに記されています。イエス・キリストは信じる一人ひとりに永遠のいのちが与えられると約束しました。死んだ後もこの命に生かされるのですよ、ということなんですね。

 考えてみてください。もし天国がなければイエス様は「わたしを信じる者は死んでも生きる」などと言う必要がありませんね。また、天国が無いとするならば、そういうことを語るイエス・キリストのことば自体がでたらめになってしまいます。つまり、イエス様はご自分が復活されたことを通して、天国はあるのですよ、永遠に続くいのちがあるのですよ、ということをはっきりと証明してくださったとも言えるんです。

 そして天国があるということは最終的な希望を持って生きていくことができます。この地上の生涯には辛い事も悲しみも涙もあります。でも最終的に神様がそうしたすべての悲しみや涙を拭いとってくださると聖書は約束しているのです。

 新約聖書 ヨハネの黙示録21章4節
 「彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださる。もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。なぜなら、以前のものが、もはや過ぎ去ったからである。
 このようにはっきりと約束されているのです。

 (PBA制作「世の光」2015.8.31放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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