♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■ハンナの讃美 / 羽鳥頼和

2014年05月03日 | Weblog
2014/5/3放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今日は旧約聖書のサムエル記に登場する一人の女性についてお話しします。

 イスラエルのエフライムにハンナという女性がいました。彼女にはエルカナという夫がいました。エルカナにはもう一人妻がいました。エルカナとその妻の間には子どもが与えられていましたが、ハンナには子どもがいませんでした。ハンナは自分に子どもが与えられないことを非常に悲しみ、神様に真心から祈りました。すると神様はハンナの祈りを聞いて男の子を授けてくださったのです。ハンナは心から神様に感謝して、与えられた子が乳離れすると、たくさんの捧げ物と共にそのを主の宮に連れて行きました。そして自分の子どもを神様に仕える奉仕者としたのです。

 そんなハンナが神様を賛美しました。

 「神様、あなたのように聖なる方はありません。あなたに並ぶものもありません。神様、あなたは何ものにも制約されることがありません。神様はすべてのことを知っておられます。神様は高ぶる者を低くし、貧しい者を豊かにしてくださいます。」

 その後、神様は再びハンナを顧みて三人の息子と二人の娘を与えてくださいました。最初の子はサムエルと名づけられ、後にイスラエルの国の指導者となりました。ハンナは子どもが与えられない悲しく絶望的な状況の中にあって神様から離れませんでした。むしろ絶望の中にあって神様を信頼し続けたのです。ハンナは、神様は全知全能のお方であり、信頼できるお方、いや信頼すべきお方であることを知っていたのです。

 私たちもどんなに恵まれているように見える状況であっても、神様から離れてしまっていては本当の幸せはありません。むしろ、たとえどんなに悲惨な状況であっても、神様を信頼するならば絶望することはないのです。

 明日は日曜日です。あなたもハンナのように神様を賛美するために、お近くのキリスト教会にぜひいらしてください。神様はあなたが来られるのを待っておられます。

 (PBA制作「世の光」2014.5.3放送でのお話より )
 
***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする