世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興(せきねひろおき)です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。
新約聖書の使徒の働きを読み進めていくと、イエス・キリストの福音がエルサレムからいろいろな地域に広がっていったことが記されています。最初はユダヤの社会の人たちに、そして段々だんだん異邦人に、ユダヤ人以外の人たちの世界にも伝えられていきました。エルサレムから直線にして500キロも離れた大都市アンテオケという所にもイエス・キリストの福音は伝えられていきました。この教会には、ユダヤ人以外のいろんな国の人たちが集まっていたんです。そして町の人たちの多くがイエス・キリストを伝えている人たちを見聞きするようになりました。そしてこのアンテオケの町で初めて教会の信者たちはクリスチャンと呼ばれるようになったんですね(使徒の働き11章26節参照)。
実はクリスチャンというのはアンテオケの町の人たちがつけたあだ名なんですね。例えばヘロデ王を支持する熱心なヘロデ党の者たちのことはヘロディアンと呼んだんですね。ですから関根弘興の熱狂的な支持者は関根ヤンってなるんでしょうね。何だかおかしいですね。ま、クリスチャンとは、いつもキリストを愛し慕う人たちで、アンテオケの町の人々は、「あいつらはクリスチャンだ。いつも口を開けばイエス様イエス様って言っている人たちだ」 ま、そんなふうなですね雰囲気で言った訳です。
このアンテオケのクリスチャンたちは、でも大変麗しい姿を持っていました。その頃大飢饉が起こり、エルサレム一体の地域に住む人たちは被害を受けました。そのことを知ったアンテオケの教会は、それぞれの力に応じて救援物資を送る決議をしたんです(使徒の働き11章29節参照)。設立されたまだ間も無い教会です。でもアンテオケの教会は与える教会として進んでいきました。愛に促されなければできないことですよね。殆どユダヤ人から見れば異邦人たちが中心のメンバーであった教会です。今迄自分たちを軽蔑してきたはずのユダヤに住んでいる人たちに対してキリストにある兄弟として物資を送ろうとしたのです。麗しい愛の交流を見る思いですよね。
私たちは自分の力以上に何かをすることができません。しかしイエス・キリストの愛の中に生き、留まっていく人生は、一人ひとりが愛を具体的な形で現わしていく人生へと向かわせるものとなるんです。もちろん誰もがマザー・テレサのようになることを神様は望んでいる訳ではありません。でもあなたの少しばかりの与えるという行為を待っている人がいます。あなたのほんの少しの時間を与えることによって立ち上がることができる人がいるんです。イエス・キリストの福音は国境も人種の違いもありません。キリストの愛に留まる人生こそあなたの人生として最もふさわしい人生なんです。
( PBA制作「世の光」2007.09.11放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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