新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

山茶花

2021年11月24日 10時11分50秒 | 写真と俳句

   山茶花の群がり咲くも淋しけり   ひよどり 一平

 (さざんかのむらがりさくもさびしけり)

    ・・・・・・・

 病院の裏庭に咲いている山茶花だ。

 ほどほどに群がって咲いているが、なんとも淋しい雰囲気だ。

 病院の裏庭という環境の所為だろうか。

 それとも、病状の働きなのだろうか。

 この病院に関する限り、私の神経に暗い印象は植え付けられていない。

 重症で入院しても、その都度、全快して復活している。

 もっとも、今やかなりの老齢だから、悲観的なイメージが幅を利かせているのかもしれぬ。

 ただし、今、入院しているわけではない。念のため。

 

 

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恥ずかしいハナシ

2021年11月23日 19時37分38秒 | 写真と俳句

   裏門へ続く小道や冬紅葉    ひよどり 一平

  (うらもんへつづくこみちやふゆもみじ)

    ・・・・・・・

 此処は六義園の裏門。冬の紅葉がとても綺麗だった。

 まだ若かった時代の約三か月ほど、この界隈に棲んだことがあった。

 その頃は今ほど六義園も整備されていなかった。

 入園料が無料だったように思うが、ほとんど入った記憶はない。

 我が家のお寺は、ここから歩いて十分ほどの処だ。それでも此処に入ったことはない。

 会社を退いて後、会社時代の仲間たちに誘われ、桜と紅葉の時期に入った。とても綺麗だった。

 実は、とても恥ずかしいハナシなのだ。 

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人影を覚り

2021年11月23日 11時37分17秒 | 写真と俳句

   人影を覚りて浮かぶ冬の鯉    ひよどり 一平

  (ひとかげをさとりてうかぶふゆのこい)

   ・・・・・・・

 池の鯉は人影に聡い。よほど空腹なのだろうか。

 さーっと浮かび上がって、人影に寄って来る。

 餌を撒く人がいれば、そちらへ寄って行くが、私は撒かないので、寄ってもすぐに離れて行った。

 この池の鯉は賢いようだ。

 

 

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雁字搦め

2021年11月22日 20時14分00秒 | 写真と俳句

   蜘蛛の囲に雁字搦めの落葉かな     ひよどり 一平

  (くものいにがんじがらめのおちばかな)

   ・・・・・・・

 蜘蛛の巣に引っ掛かりたくて散ったわけでもあるまいが、運悪く、蜘蛛が巣を張っていた。

 こうなったら、落葉としてはもはや動けない。

 動けば動くほど、ペタペタ、ベタベタ。

 困ったのは蜘蛛も同じ。こんなものが引っ掛かってきては大迷惑。

   

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枯れ葉

2021年11月21日 15時33分16秒 | 写真と俳句

  枯れ落葉ひときは光り流れけり      ひよどり 一平

 (かれおちばひときわひかりながれけり)

  ・・・・・・・

 水の流れが作る文様たちに身を委ねて、二、三葉の枯れ葉が流れていた。

 一気に流れず、あちらこちらで引っ掛かりながら、それでも、さほど滞ることなく流れていた。

  ・・・・・・・

 永い間、腰痛に悩まされていたが、真面目にリハビリを受けている所為か、ここのところ痛みは若干は緩和されたかもしれない。

 コロナ禍の動向次第なのだが、カラオケに行こうかと思っている。

  ・・・・・・・

 明日は早朝から野暮用だ。

 

 

 

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