裸木となりて男気尽くしけり ひよどり 一平
(はだかぎとなりておとこぎつくしけり)
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どうにもならないものはどうにもならぬ。
あとは、「さあ、殺せ」と、裸になるだけ。
恰好は良さそうだけれど、やはり、どう考えても自分本位の自棄っぱちだ。
しかし、その自棄気味なところも、男気(おとこぎ)のひとつかもしれない。
裸木となりて男気尽くしけり ひよどり 一平
(はだかぎとなりておとこぎつくしけり)
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どうにもならないものはどうにもならぬ。
あとは、「さあ、殺せ」と、裸になるだけ。
恰好は良さそうだけれど、やはり、どう考えても自分本位の自棄っぱちだ。
しかし、その自棄気味なところも、男気(おとこぎ)のひとつかもしれない。
潮引いて入り江に石蕗の咲きにけり ひよどり 一平
(しおひいていりえにつわのさきにけり)
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昨日、整形外科のリハビリを受けてから、書店へ行くつもりだった。
ところが、リハビリが済んでみたら、かなりの疲労困憊。
本屋へ行く元気が無くなっていた。
リハビリがかなり効いてしまったらしいのだ。
情けないことだが、書店まで行く元気が失せていた。
今日はその逆を行くことにし、書店の用事を済ませてからリハビリを受けた。
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過日のブログで、思わぬ誤解を受け、叱られてしまいました。
誤解されても仕方がない文脈でしたので、全文を抹殺し、お詫びを申し上げます。
枯れ葦や音の消えたる午後なりき ひよどり 一平
(かれあしやおとのきえたるごごなりき)
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葦が枯れた。
とたんに、音が消えた。
が、音が消えたはずはなかった。消えたように思っただけだ。
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丹念にひと日ひと日を冬紅葉 ひよどり 一平
(たんねんにひとひひとひをふゆもみじ)
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「紅葉は散ってしまったろうな」と思っていたら、思わぬところで冬紅葉に出合った。
嬉しかったし、あらためて新鮮な気分になれた。
ここのところ、あまり良いことがなかったので、「まだまだ捨てたもんじゃないな」という気分だった。
しかし、それも気分だけのことで、果たしてどうなることやら・・・。
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タクシーに乗っていて受けた鞭打ち症的な怪我は、これ以上の改善が望めないので、通院を中止することにした。
今後は自分の努力で、なんとか改善したいと思う。
胸中に奔馬ありけり寒椿 ひよどり 一平
(きょうちゅうにほんばありけりかんつばき)
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どうしてこうなのか、自分ではわからない。
走り出しそうで、危なくて、危なくて・・・・・。
走り出さないと、気が動転しそうなのだ。
それでいて、走り出したら、ぶっ倒れてしまうに違いない。