新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

目出度い歌を

2021年11月13日 10時07分44秒 | 写真と俳句

 

   崩れたる老いぼれの恋冬の薔薇     ひよどり 一平

 (くずれたるおいぼれのこいふゆのばら)

   ・・・・・・・

 今日、往復三千歩ほどを歩いただけなのに、大いに参ってしまった。

 これが四、五日ほど歩かなかったことに対する厳しい報いだった。

 何としたことか!

   ・・・・・・・

 親戚に結婚式の話が出て来た。是非とも出席して欲しいとのこと。来年の今ごろだ。

 万難を排して出席すると答えた。

 祝いの席となれば、酒も呑まなければなるまいし、ひょっとしたら、祝いの唄を歌うことになるかも知れない。

 日頃のカラオケで私が歌っている歌は、悲恋の歌や死ぬ歌だ。

 目出度い席であれば、そんなわけには行かない。めでたい歌を覚えなければならないぞ。

 とんでもないことになったものだが、とても嬉しい。

 それを考えれば、「歩いたので参った、参った」などと言ってはおれない。

 

コメント
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