暮の秋わが足音を聞きにけり ひよどり 一平
(くれのあきわがあしおとをききにけり)
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自分の足音を聞きながら歩くなんて、なんとも淋し過ぎます。
しかし、それが晩秋の心模様。
自分の足音を消しながら歩くのとは違います。
そんなとき、写真のような鳩はほんとうに邪魔な存在です。
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隣家の犬がとてもうるさく哭いている。
何を求めて哭くのかしらないが、かなり激しく哭く。のべつ哭く。
出て行って、バットでぶん殴ってやりたいほど。
だが、私が出て行くと、犬は静かになる。ヘンな気分だ。