新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

主観年齢と実年齢

2021年09月23日 12時13分37秒 | 写真と俳句

   朝顔のもつれ咲きたる濃むらさき     ひよどり 一平

  (あさがおのもつれさきたるこむらさき)

    ・・・・・・・

 「老いの取り扱い説明書」という本に、「主観年齢」と「実年齢」のことが書いてあった。

 「実年齢」とは実際の年齢であり、「主観年齢」とは自分が感じている年齢のことだ。

 ある教授らの研究チームが、8歳~94歳の約1800人を対象に行った調査によると、未成年者は「実際の年齢より主観年齢が高かった」のに対して、高齢者になると、「実年齢より主観年齢が低い」という結果になったとか。

 そのような逆転する現象は、20歳代前半を境に起きるとのこと。つまり、20歳より若い頃は、実際の年齢より「主観年齢が高く」、20歳代後半の頃からは、実際の年齢より「主観年齢が低い」(つまり、若く感じてる)のだそうだ。

 40歳代で4~5歳、60~70歳では、6~7歳ほどの開きがあったとのこと。

 人は主観年齢に沿って行動するため、主観年齢は服装や髪型、言葉づかい、興味などにまで影響し、寿命や幸福感などとも関係があるのではないかとか。

 若い気分でいる人は、服装や行動までも若やぎ、しかも健康に過ごせるということらしい。

 しかし、老境に入って病気が多くなると、主観年齢に影響を及ぼすだろうから、病気とどのように立ち向かうかということも、肝要なことなのかもしれない。

 病気をあまり気にせず、若やいだ気分でいなさいということらしい。

 それはそうだなァ、それでは元気を出そうか!

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行く末をわれ知らず

2021年09月22日 20時02分39秒 | 写真と俳句

   実柘榴ふたつその行く末をわれ知らず    ひよどり一平

  (みざくろふたつそのゆくすえをわれしらず)

   ・・・・・・・

 この家の昨年の柘榴の実が、どのような道を辿ったのか私は知らない。

 今年も幾つかの実を付けた。

 この柘榴の実たちの今後も、私には知る由もない。

 この家の主婦とは顔見知りなのだが、気恥ずかしくて訊ねられない。

 その内に柘榴の実が熟れて、一つまた一つと姿を消していくのだ。

 当たり前のことだ。

   ・・・・・・・

 昨晩のこと。「名月ですよ」という友人からの電話連絡があった。

 窓を開けてみたら、まさしく名月だ。

 撮影しようと思ったのだが、望遠レンズ、三脚が行方不明。腹が立ったが途中で断念。

 今夜こそと思っていたが、今のところ月の姿はない。

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤い実

2021年09月21日 20時13分45秒 | 写真と俳句

   そっぽ向いて赤き木の実を渡さるる   ひよどり 一平

 (そっぽむいてあかきこのみをわたさるる)

   ・・・・・・・

 これはどんな間柄がいいかなァ。大人か子供か老人か。

 私が渡される側であれば、渡してくれる側はもちろん女性。歳の頃はいくつでもいい。

 我儘を言わせて頂ければ、二、三歳の赤ちゃんから、就学前の子供であれば男女を問わない。

 それ以上の年齢であれば女性が望みだ。が、これ以上の言及はヘンタイめいてくるから書かない。

「今夜は8年ぶりの中秋の名月だそうですよ」というラインを受け取ってから思いついたブログだ。  

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金木犀

2021年09月20日 12時27分05秒 | 写真と俳句

    木犀の香に誘わるる寺参り    ひよどり 一平

   (もくせいのかにさそわるるてらまいり)

    ・・・・・・・

 私の嗅覚は老化していて、少し離れただけで、どのような芳香も匂わない。

 だから、「木犀の香に誘われ」などということは、実はほとんどあり得ない。

 しかし、視覚が「あっ、金木犀だっ」と発見すれば、ややあってから嗅覚も感知する。(感知したようなつもりになる)。

 まったく困ったものだ。

   ・・・・・・・

 17日の朝のこと。タクシー運転手はとても乱暴だった。

 信号が変わる直前のT字路に突っ込んで、急ブレーキを踏んだ。私は仕切り版に頭をぶっつけた。かなりの衝撃だった。

 その日はさほどでもなかったが、徐々に全身がおかしくなってきた。

 今は、言うに言えぬ不愉快な感じに襲われている。

 明日、身体の状況によっては、お医者に診てもらうつもりだ。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どんぐり三つ

2021年09月19日 20時00分06秒 | 写真と俳句

   彷徨へばこんなところに団栗三つ    ひよどり 一平

  (さまよえばこんなところにどんぐりみっつ)

   ・・・・・・・

 森の中をおろおろと彷徨えば、団栗の二つや三つが見つかるのは当たり前のこと。

この団栗も、そのような行動の際に見つけたもの。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする