新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

行く末をわれ知らず

2021年09月22日 20時02分39秒 | 写真と俳句

   実柘榴ふたつその行く末をわれ知らず    ひよどり一平

  (みざくろふたつそのゆくすえをわれしらず)

   ・・・・・・・

 この家の昨年の柘榴の実が、どのような道を辿ったのか私は知らない。

 今年も幾つかの実を付けた。

 この柘榴の実たちの今後も、私には知る由もない。

 この家の主婦とは顔見知りなのだが、気恥ずかしくて訊ねられない。

 その内に柘榴の実が熟れて、一つまた一つと姿を消していくのだ。

 当たり前のことだ。

   ・・・・・・・

 昨晩のこと。「名月ですよ」という友人からの電話連絡があった。

 窓を開けてみたら、まさしく名月だ。

 撮影しようと思ったのだが、望遠レンズ、三脚が行方不明。腹が立ったが途中で断念。

 今夜こそと思っていたが、今のところ月の姿はない。

 

 

 

 

コメント (2)
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