新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

胡乱な猫

2017年08月04日 06時18分26秒 | 写真と俳句

 夏の野良猫と言えば、横着が通り相場。

 進入禁止のエリアだろうと、一切頓着しない。

 そんな野良猫の領土侵犯なのだが、あえて見咎めない南瓜の花。

 夏の日の午後ともなれば、「もう、どうにでもなれっ!」。

  花南瓜胡乱な猫の通りけり    ひよどり 一平

 (はなかぼちゃうろんなねこのとおりけり)

   昨日、第三次安倍内閣が発足した。

 安倍首相のお詫びで始まった内閣なのだが、本当に大丈夫なのか?

 懸念は二つ。 ①安倍さんはずっと謙虚を押し通せるか?

 ②河野太郎外務大臣は、安倍外交路線に合わせられるか?

 河野大臣の父、河野洋平氏のあの軟弱外交が、河野外交に影響を及ぼさないか?

 中国、韓国等との謝罪外交の再開が大懸念。

 

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とどのつまりの

2017年08月03日 00時00分03秒 | 写真と俳句

 「酒飲みは、何かと言えば酒だ」、とよく批判されたが、酒は本当に便利だった。

 病を得て酒を控え、酒のありがたさや効用に気付いた。

 もちろん、節酒の身になった今、酒の効用は使えない。

 喧嘩の後始末の場合、酒はまことに便利で、互いに追い詰めないで解決できた。

 酒無しの今は、ムード的では解決はできず、しっかりとした論理で解決している。

 (論理と言っても、つまり屁理屈です)

 万事がそれでいいのかどうか?

 「ものによりけりなのかも知れないな」とは、ムード派の私の弁。

 いやいや私はムード派などではなく、単に「酒が呑みたい派」なのかも知れない。

   諍ひてとどのつまりの冷やし酒   ひよどり 一平

  (いさかいてとどのつまりのひやしざけ)

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男の証拠

2017年08月02日 09時53分30秒 | 写真と俳句

     昼顔やそも惚れたるはこちらから   ひよどり 一平

 (ひるがおやそもほれたるはこちらから)

        男にとっては、どちらから惚れたかってことが肝腎。

     男から惚れなくてはいけませんね。

     もちろん、振られるのも男の役目。

     心底から惚れ抜いて、挙げ句の果てに振られるのは、立派な男の証拠です。

     口惜し涙を流せば、この上なし!

          もちろん、仲良く全うするのがベストなことは、言うまでもないことです。

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烟に泪

2017年08月01日 05時09分58秒 | 写真と俳句

 線香花火(手花火)は、過去のさまざまな事柄を思い出させてくれる。走馬燈の如しだ。

 また、線香花火の頼りなさは、現在進行中の現実をも見せてくれているようにも思えてならない。

 「そんなマイナス思考でどうすのか!」との苦言もあるが、楽観視していいほど明日は確実なのか。

 人の心だって移ろい易い。

 最初の小さな嘘や一歩が、ささやかな個人関係を毀損するばかりか、破壊をも起こしかねない。

 知らぬは本人ばかりなり。

 さよう、この世は危うさに囲まれている。

  手花火の烟に泪おのづから   ひよどり 一平

 (てはなびのけむりになみだおのずから)

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