戦争末期から戦後の頃。
お大尽は別として、われわれの周囲にはさしたる遊び道具はなかった。
なにしろ、学校のグランドでさつまいもやとうもろこしを栽培していた頃のことだ。
よくしたもので、子供たちはなんやかんやと遊びを考えた。
茎が丈夫な雄ひじわ(相撲草、力草、相撲取草)は、そんな遊び道具の一つだった。
先輩たちから受け継いだ伝統的な遊びの一つだったのかもしれない。
その頃の遊びのひとつ相撲草 ひよどり 一平
あの時代を乗り越えて、よくぞ今日を迎えられたものです。
これからも、きれい事だけでは済まないかも知れません。
現実から目を逸らさず、勇気を以て未来へ進んで行きたいものです。