新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

県知事賞に輝くさつき

2010年06月02日 07時24分57秒 | 身辺雑記

S

 後輩のT.M君が、今年もまた、「さつき作り」で「県知事賞」を受賞した。

 上の写真は、栄誉に輝いた「こだまの舞」。丈の長さは110センチで、幹は15センチだそうだ。

 どの角度から見ても、美しく見える樹形に仕立てるのが肝要なのだとか。竹細工で発揮している腕前が、ここでも発揮されている。

 ここまで育てるには、かなりの年月がかかるらしい。

 彼の場合、栽培農家から若木を求めてきて、10年ほどで作り上げたそうだ。すでに農家では、それまでに10年ほど育てたものらしく、従って、写真のさつきは、挿し木をしてから20年経過したことになる。

 彼の手元での10年間、単なる「肥料を施して水やり」で済むことではなさそうだ。どこにどのような苦労が潜んでいるのか、私には分からない。「極秘のノウハウ」があるかもしれない。

 はっきり言えることは、奥さんの内助の功だ。その点、ご褒美の品々は奥さんに渡したそうだから、労に報いたのだと思う。

 しかも、このような鉢が100鉢もあるのだから、手間が大変だと思う。

 無精な私でも、孫が来たときに喜ばすため、朝顔を育てようと思ったこともあったが、実行には移せない。立派な目的なのに、いざとなると、億劫病が顔を出す。

「無精」や「億劫」が心に潜んでいては、何事も成就しないのだ。

 とうの昔に分かっていながら、依然として治らないのだから、呆れた話ではないか。

 別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

   → こちら

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする