サッカーW杯で、日本チームが決勝トーナメントへ進んだ。
国中が大騒ぎ。
もちろん、私もその中の凡庸な一人だ。
練習試合で4連敗をした頃、国中では大ブーイングだったように思う。
特に、岡田監督が責められた。
ろくにサッカーを知らない私なのに、生意気な論評をした。
ところが、今はそれが逆転して、「経済効果は○○億円」とか言っている。
さらには、「閉塞感が吹き飛んだので、参院選挙は与党に有利にはたらく」という説まで現れている。
移ろい易きは人の心。わが身の浅ましさが、とても恥ずかしい。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」
方丈記のそんな言葉も思い出す。
菅内閣に対する評価は、選挙までの期間で、どのように変貌するのだろうか。
いい加減なリベラル的な国家観や、人気取りのバラマキ手法に、私はとても不安を抱いているのだが。
浅ましく騒ぐのではなく、冷静に評価したい。
頑迷固陋に陥らず、右顧左眄の浅ましさに走らず、慎重にしてかつ迅速に、時代を見詰めて行きたいものと、つくづく思っている次第である。
しかも、果断な行動も必要なのだ。
私には、もはや無理かなァ。
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