農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

南房総の五十嵐さんの技術を検証するために稲刈り後2月位まで水田を乾かす

2019-10-25 09:49:03 | 日本不耕起栽培普及会

2月の日本アカガエルが産卵するまで水田を雑草対策として乾かすのがいいということで今年はそれを検証する。まずは稲刈り後ヒエ、コナギ、イボクサ、ミゾソバなどの秋に開花する種を落とさないように除去する。マツバアイだけは乾かして寒さで枯れると言われている。水田の畦際のなかがわ15センチ程度のところに深さ20センチの溝を4周にめぐらし、とにかく水田内部の水を切ることである。鍬かまんのうによる作業であるが水田内部は基本不耕起である。ホーを使って水田内部に溜まる水は浅く溝を切るのがよい。サクラ和田町の実験100坪水田での作業である。蟹江、桑山、鳥井の3人で10月22日におこなった。写真は昨日24日に撮影したものである。

   

水田脇の排水路も砂さらいを行い水田との高さがあった方が水田の水はけがよくなる。


県立東部図書館は残して欲しい

2019-10-25 06:16:43 | 日本不耕起栽培普及会

東総の文化の中心地、県立東部図書館はなくしてはならない。大原幽学の伝統を受け継ぐこの地で統廃合して中央の1か所に作り替えると言っているが教育行政上も絶対あってはならないことである。4年前大原幽学についての研究会を企画して幽学記念館で会合を持ったが事前の資料作りはすべて東部図書館でおこなった。ローカルな歴史的な資料はやはりローカルでであるべきである。千葉の中央図書館までは通えないし旭のこの地に資料は残されている。ローカルにこの施設が残されていることに意味がある。

一般的に財政危機人員不足を強調するがそれは観点が違うように思う。箱もの行政で新しいものを作ることよりも現在あるも施設を有効活用するべきである。教育行政ででも小中学校で8時間労働が守れないで苦労しているが、教員の自主性を生かし育てるべきである。東部図書館も余剰人員を減らし教育現場に配置換えすべきである。スリムな経営がひつようである。