masaです。
toshiさんが定年退職を迎えて半月がたちました。
毎日、楽しそうで羨ましいです。(笑)
「やりたい事はいっぱいあるけど、思うように進まないものだね」
というtoshiに、
「生きているだけでも素晴らしい! 自分で歩けて・・・、自分で食事ができて・・・。 思うように進まなくてもいいから、身体を大切にして無理しないでね」と答えるmasaです。
すると、toshiが、「masaにそう言われちゃ何も言えないよ。(笑) masaは本当にこうていペンギンだね」と笑います。
楽しかった退職お疲れ様ツアーも、感謝と感動のなかで終わり、本当に思い出に残る旅行となりました。
旅館では、トミスケを真ん中にして3人横に並んで、仲良く川の字になって寝ました。
子供たちが幼い頃は、旅行に行くと川の字で寝ることはありましたが、トミスケとの川の字はとても新鮮。そんな川の字に安心したのか、トミスケは「スー、スー」と寝息をたてて・・・。
トミスケは、なんとも可愛いです。
さて今日は、これまた富士山への旅行で展開された、「我が家の泣き笑いストーリー」で、
トミスケとの旅 ~ 夜勤交代の巻 ~をお届けします。
数年前、富士山がきれいに見える河口湖の旅館で、5人で泊まった時のお話です。
大月インターを出て河口湖へ向かうころ、大歓声とともに神々しい富士山が迎えてくれたことを思い出します。
お天気に恵まれて、観光地をあちらこちら回った後、旅館に着きました。
toshiさんは、一人だけの運転でしたので、夕食のお酒が効いてか、ぐっすり熟睡!(笑)
その後、二人の娘とmasaが夜勤体制に入ることなど、誰も思っていませんでした。
皆が眠りかけたその時、トミスケがガバッ!と起き、「お米をかして、ご飯を炊かないかんわ。どこにお米が・・・」(笑)
エーッ ウソーッ 出ました
「ここ家じゃないからね。もう寝なきゃ・・・」と話しかけるも、全く耳をかそうとしません。(笑)
ひたすら、玄関に行って外へ出ようとされるのではありませんか。
どうしよう? 凄い力だし・・・。
toshiさんは寝させてあげないといけないし・・・。
その時、「あっ、そうだ アレがある」 とある事を思いだしました。
危険予知能力が高い(笑)masaは、旅行に「鈴付きゴム紐」「タオル」「ガムテープ」の、徘徊 三種の神器を持って来ていたのです。(笑)
早速、玄関のノブにタオルを巻きガムテープでぐるぐる巻きにして、「鈴付きゴム紐」を付けました。
そして、座卓をバリケードにして、そこを通ると熊ちゃんよけぐらいの大きな音が出るように、「鈴付きゴム紐」をセットしたのです。
さあ~、これで完璧と思ったのもつかの間・・・。
大きな鈴が、鳴るの鳴るの・・・。(笑)
母はジィーッとしている事が出来なくて、「ご飯を炊かな・・・」と言って動こうとする母に、
「お母さん、もう寝ようね」と、寝るように勧めるのですが・・・。
そんな会話を聞いて目を覚ました娘が、「おばあちゃん寝よ」と言っても、効果がない状態です。
娘たちに、「私はもうお母さんに付き合うから、あなた達は寝なさいね」と言うと、「私たちも、交代におばあちゃんを見るから声かけてね」と言ってくれました。
ナント 頼もしい言葉! 感動しました。
そして、そんなことなど何も知らないで寝ているtoshiを眺めて、3人で大笑い。
「お父さんは、運転で疲れているから休ませてあげよう。」ということに・・・。
11時から続いた炊事騒動も、外が白々して来た頃にはトミスケも眠くなり(笑)、ゲームオーバー!
すっかり疲れた私たちが完全に眠りについたのが、朝の5時頃でした。
「オ ヤ ス ミ zzz 」
すると、6時になって、何も知らないtoshiが、
「みんな起きろー! 富士山がきれいに見えてるぞー!」と嬉しそうな大きな声。(笑)
「エエーッ!」(笑)
「・・・・・・」
今思い出しても、本当に笑ってしまいます。
トミスケとの旅 ~ 夜勤交代の巻 ~も、きれいな富士山と共に、我が家の楽しい思い出です。
お読みいただきまして、ありがとうございました。(masa)