トッシーです。いつもありがとうございます。
いよいよ11月も終わり、明日から師走、12月ですね。
何かと耳にする「平成最後」という言葉、その中でも平成30年最後となる12月は、今まで以上に、この言葉が語られそうです。
私自身も、今年は今までにない、感慨深い1年となりました。
今朝耳にした言葉に、とても共感できるものがありました。それが、「小さなことにも幸せを感じる」という言葉。確か、がん保険のコマーシャルだったと思います。
癌を患われた方が、抗がん剤治療で苦しかった時期を顧みられ、今も生きている心境を語っておられた時の言葉だと思います。一度は死を意識した人が今も行かされていることを思う時、そこにはやはり大きな喜び・幸せを感じるであろうことは、ある程度は想像できることでしょう。
私も同じような体験をした者として、今こうして生活できていることに、とても大きな喜びを感じています。
退院した去年も同じように年末を過ごしてきたのに、その喜びは、今年の方が断然大きく感じます。
それは何故か?
多分、去年とは生活環境がかなり違ってきているからでしょうね。
3つの要因を挙げるとすれば・・・。
1.車を買って、自分で自由にいろんな所へ行けるようになった。
2.麻痺はあるものの、歩行については更に良くなってきた。
3.自分のやりたいことが再開できた。
ザックリ書けば、この3つが挙げられると思います。
この3つはどれも同じように嬉しいのですが、特に大きいのが、やはり車に乗り出したということでしょうね。前にも書きましたが、初めてスーパーなどへ買い物に行った時に感じた喜びは、今もよく覚えています。
「あ~、これでやっと世の中に戻って来れた。社会で生きてる!」という実感が強く持てた瞬間でした。本当に、嬉しかったですね。
麻痺のことについても、こちらからそのことを話さなければ、右半身に麻痺があると気がつく人はホントに少ないみたい。それだけ良くなったということでしょうね。本当に有難いです・・・。
そして3つ目は、「トッシーのハッピー介護」のお話しが、またできるようになったということ。これは精神的にもとても大きな喜びをもたらしてくれました。
再開できた今年は、3回。僅か3回ですか、私にとってはとても大きい数字。そう言えば、このお話をさせていただくようになった2011年も、再開した今年と同じ3回でした。
入院して初めて自分の体の状態を知り、大きな衝撃を受けて、もう何にも要らないからとにかく元通りの体に戻りたいと思ったあの時の絶望感。笑いヨガはもういいけど、ハッピー介護のお話だけはどうしてもやりたいと強く思ったあの時のことを考えたら、今の私は奇跡を生きているようなもの。
本当に感謝です。
これら大きな3つのことがある中でも、はじめに書いたように「小さなことにも幸せをいっぱいいっぱい感じる」毎日です。
今日もありがとうございます。トッシーで~す。