ついてるついてる ハッピーライフ! ~どんな時も笑顔といっしょ~

ハッピー介護トッシーのブログ。Webは「ハッピー介護みいつけた!」 https://happykaigo.jp/

病気は人を幸せにする 3

2019年02月14日 | 好きな人好きなもの

『早く楽になりたい、少しでも楽になりたい』と思っても、それはできない。楽になれないことが分かってしまうと、『楽になりたい』と考えること自体が痛みをさらに増強させる。

 どんなに『楽になりたい』と願っても、それは叶わないのだ。

 ・・・

トッシーです、今日もありがとうございます。

先の文章は、福島正伸さんが重いがんを患い、死を覚悟した時に録音されたCD「福島正伸 真経営学 音声全集」に付属していた本「病気は人を幸せにする」に書かれている文章です。昨日またCDを聴いていて、やっぱり好きだなぁ~と改めて思い、附属されていたこの小冊子からご紹介させていただきました。

その続きをもう少し・・・

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 では、どうすればいいか?

 この痛みから逃れるのではなく、この痛みを受け入れる以外に道はない。

 

 その時、この痛みの先に夢を持つことを考えてみた。

『この痛みを耐えたら、会社のスタッフを笑顔にすることができる・・・

『この痛みを耐えたら、世界中の子供たちを笑顔にすることができる・・・』

『この痛みを耐えたら、どんなに辛い状況にある人に対しても、勇気を与えることができるようになる・・・』

 少しは勇気が湧くものの、そうはいっても痛みに耐え続けているこの瞬間が辛いのだ。

『ならば、1分ごとに明確な夢を持とう。まずは、この1分間を耐えたら、スタッフのHさんが試験に合格すると考えよう

 すると、体の中から痛みに耐える勇気が湧いてきた。1分間を耐えることができた。

『次の夢だ!この1分間を耐えたら・・・(続く)』

        福島正伸著「病気は人を幸せにする」より

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書いていて、何となく思い出しました。確か前にもこの文章を紹介したな、と・・・。(笑)

それにしても、この小冊子のタイトルが凄いです。「病気は人を幸せにする」。

ここまでの心境になれる人って、元々が立派な人。誰しもがなかなかそうは思えない。

水泳の池江璃花子選手って、あの若さでありながら、言うことが信じられないぐらい素晴らしいと思う。ホントに凄い人だと思います。

いろんな分野で若くして大活躍している人って、みんな言うことが違うもんね。

そういう経歴がそうさせるのか、元々そういう人だから凄い成績を出せるのか分からないけど、とにかく違いますね・・・。

 

いずれにしても、大病を経験すると、いろんな学びを得ることは確かですね。先ほど書いたような凄い人みたいではないにしても、誰もがその人なりに学びを得ていることは確かだと思います。

病気は人を幸せにする!

私の場合でも、大病を経験し右半身に麻痺が残ってる・・・。

う~ん。。

今日のテーマで言うと、まだまだそこまでの境地にはなれません。

でも、その経験は、やっぱり凄いことだと思います。

だから、やっぱり、この経験を活かさないともったいない?と思うようになりました。

それは、それを経験した人しかできない、活かせない、語れないこと・・・。

そう思えば、そう考えれば、そのことに気づいて視点を変えた生き方ができたら、やっぱり幸せと言えるかもしれません。

こんなこと今まで考えたことないけど、今書いていてそう思いました。

病気は人を幸せにする!

やっぱりこうなる、ならないも、自分次第でしょうね。

「全ては自分!自分次第!」

この言葉も、大好きです。

ハッピー介護の話を始めた当時には、この言葉、よく使っていましたね~。

 

 

今日もまとまりないけど、いつもご訪問いただき、ありがとうございま~す。

トッシーで~す。元気で~す。生きてることに、感謝で~す。

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何が起こるか分からないのが人生

2019年02月12日 | 感謝

堺屋太一さんが亡くなられことを、昨日知りました。

83歳でした。

平成時代に多方面で活躍された方の訃報に、まさに平成の終わりを感じた出来事でした。

 

トッシーです。今日もありがとうございます。

80歳を過ぎておられた堺屋太一さんの訃報が入った翌日の今日、はるかに若い10代のアスリート二人に起きた出来事に、大きな衝撃を受けました。

一人は、競泳の池江璃花子選手の白血病のニュース。もう一人は、女子プロテニス世界ランキング1位の大坂なおみ選手で、その大躍進を支えたコーチとの間に起きたニュースです。

どこまで記録が伸びるか分からないとみんな期待していた池江選手が、まさかの白血病を告白。片や大坂選手がこれまた無限の可能性を秘めるまでの進化に大きく貢献したと思えるコーチとの関係解消・・・。

こんなことがこのタイミングで起きるなんて・・・。誰も予想していなかった二人の出来事は、高齢で亡くなられた堺屋太一さんに起きたこととは、大きく違う出来事に映りました。

それは、「人生、何が起きるか分からない!」 ということ。

一寸先は闇。ある日突然、何が起切るのか、本当に分からないですね。

今まで何度も聞いたことがある言葉ですが、今日は、本当にそそのことを強く思いました。

 

実は、2年少し前に自分の身に起きた脳出血でも、そのことを強く思っていました。

人生って、いつ、何が起きるか分からないなぁ~と。

実際に起きてみて、その思いは「そうだろう」から「確信」に変わったのです。

それ以後は、これからは本当にやりたいことをやろう!という意識がより強くなりました。

やりたいことがありながら、いつかやろうなんてもう思えない。年齢ももうすぐ70歳。

いつどうなるか、本当に分からないのだから・・・。

今日の二人の若いアスリートに起きたことからも、ますますその思いが強くなりましたね。

 

幸せな認知症の介護が増えてほしい・・・。

そんな世の中になることに少しでも貢献できれば嬉しいとの思いで、昨日書いた構想を進めています。

もちろん、楽しい介護ですから、明るい笑顔で楽しくやっていきたい。

今も、こして生かされていることに感謝しながら・・・。

 

今日もありがとうございます。トッシーで~す。

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幸せな認知症介護を考える会

2019年02月11日 | ハッピー介護!

「家がほしい」「お金がほしい」「車がほしい」「ステキな彼がほしい」・・・いろいろなことを言いますが、その全てに、共通するのが、しあわせという4文字です。

トッシーです。今日もありがとうございます。

先にご紹介した文章、20年ほど前に講演会で初めてお会いし、その場で購入した本からのものです。

笑顔に関する本が多く、笑顔共和国大統領と聞けば、ご存知の方もあるでしょうね。

 

さて、先ほどの続きです。

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本当にほしいものは、お金や家そのものではなく、その奥にあるしあわせ。だから私たちは、しあわせを求めて生きている、しあわせ願望人類だと思います。

 しあわせということを考える時、思い出すのが「青い鳥」のチルチルミチルのお話です。しあわせは遠くにあるのではなく、この足もと、心の中にこそあった・・・。ことあるごとに、今の暮らしの中にしあわせを見つけていく、それが笑顔の人生ではないでしょうか。

          福田 純子著「笑顔は人生に効くくすりです」より

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笑顔の人生、笑顔のある幸せな人生・・・。

私たちは、やっぱり、この笑顔というものが大好きですね。

幸せというものも、やっぱり大好きですね。

幸せな人生には、笑顔が似合います。

笑顔には、幸せが似合います。

 

介護にも、笑顔が似合います。

介護にも、幸せが似合います。

幸せな介護、笑顔のある介護。

そんな、明るい認知症の介護について考える会を作りたい。

辛い介護生活の中にも、幸せを見つけていく。

介護を少しでも前向きに捉え、幸せな介護を目指す。

今、そんな会を作りたいと考えています。

 

 

幸せな介護の原点となるムービー、「サンューベリマッチ・トミスケ 母のお仕事」です。

まだの方は、ぜひご視聴ください。

https://www.youtube.com/watch?v=h4cTKFa7a_I

トッシーで~す。いつもありがとうございま~す。

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同じ身になって初めて分かった、その人の価値観・喜び!

2019年02月08日 | 大切なこと

「あんなランニングなんて、やる意味ないのに・・・」

「格好だけで、全然走ってないやん・・・」

ずっと昔、ある人のランニング姿を見て、正直そう思っていました。

 

トッシーです。今日もありがとうございます。

昔思ったこの言葉を書きながら、今は大反省しています。その人を、軽蔑してたようで・・・。

実は今日、1分間走った距離が歩いた距離と同じだったことが分かった場所で、また走ってみました。少しは、歩くより早く走れるんだろうか?と。

絶対早くなっていないと困る! そんな気持ちで、必死で走ってみました。

あいにく今日はとても寒く、右足の動きも悪かったです。

いつもより、足の先が地面を擦る頻度も多く、転びそうな時もありました。

でも、絶対に歩くより早く走りたい!

そんな思いで走ることから、つまずいて倒れそうになりながら、1分間必死で走りました。例え一歩でも遠くへ走りたいと・・・。

 

結果はどうだと思われます?

1分間走ったその距離が、本当に、たった一歩だけ遠くへ走っていたのです。

「良かったぁ~! 早く走れて、ホントに良かったぁ~!」

それはそれは、嬉しかったですね。

その途中に走りながら思い出したのが、初めに書いた人のことでした。

実を言うと、少しだけ走る(恰好だけ?)ようになってから、その人のことを思い出すようになっていたんです。

今でもよく覚えているんです、その方の走る姿を。ほとんど進まないのに、一生懸命足を動かし、手を振っておられるんです。

そんな時に思った、はじめに書いたその時の気持ちまで・・・。

全然走ってないのに、なんであんなランニングやってるの?って。

 

それが、今になって、その人の気持ちがよく分るようになりました。

あの時の人も、あのようなランニングでも、あの人は嬉しかったんだと思うようになりました。

今日、必死で走って、たった一歩分だけ早くなっていた喜びを体験して、初めて分かったんです。

歩けなかった自分が歩けるようになったこと。

走れなかった自分が走れるようになったこと。

そして、1分間必死に走って、歩く距離より一歩でも遠く走れたことに大きな喜びを感じているんですね。

人が見たら、ただおかしく思えるだけのランニング。カッコ悪いランニング。

そんなランニングでも、その人にとっては全く別の価値があることに、今日ハッキリと気が付きました。

やっぱり、何でもそうだけど、体験しないと分からないですね。その身にならないと、分からなかったですね~。

 

 

比べるのは、他人ではなく、自分!

競走相手は、昨日の自分!

病を得たことの意味を、少しは感じた今日のウォーキングでした。

いつもありがとうございます。トッシーで~す。

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あいうえお人生訓

2019年02月06日 | 本っていいな!

面白い本に出合いました。著者は、南野ばあばさん。

本の題名は、「ばあばからあなたへ『あいうえお』人生訓」

今日の写真がそれです。

 

トッシーです。いつもありがとうございます。

1月17日に更新したブログで、知人からいただいた寒中見舞い状に書かれていた、「あいうえお人生」なるものをご紹介させていただきました。その方らしいなと思い、ネットで探しましたがありません。

その代わり、別の著者で面白そうな本を見つけ、ネットで購入しました。それが初めに書いた本です。

自分もじいじと呼ばれるようになり、masaも同様で、ばあば。

そんなことから、なんとなく親しみを覚えたのかもしれませんね。

 

その本の前書きに、こんなことが書かれていました。

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はじめに

 この本は、私の孫が小学校に入学する時に、「お祝いするのにどんな品より一番大事な“私が生きて考えたこと”をプレゼントしたい。これからの人生において楽しいことばかりでなく悩んだり苦しんだりした時に、私が死んでからでも、いつもそばにいてやりたい」、そういう願いから、いろいろな教訓や知恵などを含めた、短い〈あいうえお〉の文章にしてアルバムに仕上げてプレゼントしたものが元になっています。

 それから4年、寄稿すればどんな物語や絵本でも一冊の本にする協力をしてくださる出版社があるというので出したところ、お声をかけていただき、このような一冊の記念の本となった次第です。

 出版にあたり、かなり迷いましたが、60歳を過ぎると皆さんといつお別れするかわからないリスクが高くなります。まずは身近な人たちに、そしてお目にかかったことのない一人でも多くの方に、この本を読んで参考にしていただければ幸いだと思い出版を決めました。

 拙い文章ではありますが、今まで親や人生の先輩に教えていただいたり、自分で感じたり体験した、私と知人たちの汗と涙の一雫の言葉です。

 全ての漢字にふりがなをつけ、小学生はもちろん、日本語を勉強中の外国人の方でも読めるようにしました。

 識字学級、夜間学級の方たちに、また、『ただ今、悩み中』と心に看板をかけている、この世でたった一人の大切なあなたにも、この本を贈りたいと思います。

(以後省略)

      南野ばあば著「ばあばからあなたへ『あいうえお人生訓』」

 

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なんと素敵な、著者の南野ばあばさんでしょう。

プロフィール欄には、お名前の他には生まれた県と現在のお住まい以外は何も書かれていないこともあり、ますます心魅かれました。

実は、もっと魅かれたのが、付録として書かれた「この本を読まれた方へ」という文章です。

どんな方なのかが何も書かれていないだけに、ますます興味を持った次第です。

ちょっと変わった本ですし、ナゾに包まれた著者。

とっても気に入った、大切にしたい、一冊の本となりました。

 

本って、いいですねぇ~!

今日もありがとうございま~す。トッシーで~す。

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