masaです。
今日は、RED NOSE DAY でした。
ナント、toshi&masa は、お互いの昼休みに、RED NOSE をつけた写を贈り合ったんです。(笑)
masa から仕掛けたのに・・・。
toshiは年季が入っている分、演出が凄ーい。
仕掛けたmasaが、見事に完敗しました。(笑)
写真のRED NOSE は、トミスケに食べられてしまったものです。(笑)
この鼻をつけたお母さんは、なかなかカワイイですよ。
私はその顔を思い出すだけで、とてもハッピー!になります・・・。
今日は、toshiさんの 、
『私自身がまずハッピーな気分になるように、ということなんです。私がハッピーな気分で楽しく接することで、母も明るく元気になれる・・・ということなんですね。』という話を思い出して 、私からは、『ハッピー? ハッピー!
』という話をお届けします。
それは私が、高齢者施設に勤めていた時のことです。
脳梗塞で体が不自由になられたお母様の所に、熱心に通っていらっしゃる息子さんがおられました。
その熱心な気持ちは、段々とエスカレートしていきました。
ある日、ベッドサイドで、スパルタのリハビリが始まってしまいました。
廊下を通った時、「何でできないんだ! お母さん! 立って! しっかり立って!・・・・。何やってるのー!」と、声を荒げて手を出している息子さんを見ました。
いつもそのような場面に遭遇すると、「不自由になられた親さんを受け入れることが、子どもにとってどれだけ辛いものか・・・」と、思わさせてもらいます。
変わり果てた親の姿に腹立たしさを感じたり・・・。
腹を立てている自分が情けなく思えたり・・・。
施設に入れていることに対して自分を責めたり・・・。
そんな様々な姿を拝見しては、toshiさんを含め、往々にして息子さんの心の痛手の深さを感じています。
その息子さんは定年を迎えてある程度自由になったものの、どうにもならないお母様の病状と、どうにもならないお母様への気持ちに対して、自己嫌悪に陥っていらっしゃいました。
そんなある日、息子さんとゆっくりお話をしました。
「お母様との思い出」
「お母様の輝く笑顔」
「今、何が一番苦しく辛いか」
「お母様のめざす姿」
そして、母トミスケのことなども・・・。
そのあとで、私の方からある提案をしました。
お母様のベッドに行く前に、1階の鏡の前で「ハッピー?
ハッピー!
」と声を出して、テンションを上げて居室に行くこと。
お母様が幸せ『ハッピー!』と思える言葉をかけること。
いつもお母様の『笑顔』を引き出すこと。
必ず、手を握るなどタッチをすること。
お母様の前「ハッピー?
ハッピー!
」が言えなくなったら帰ること。
そして、恥ずかしくて照れる息子さんに、両手でピースをしながら、「ハッピー?ハッピー!
」を伝授しました。(笑)
その甲斐あって。(笑)
玄関や廊下ですれ違う時、「ハッピー?ハッピー!
」が板についてきました。(笑)
そして、息子さんの面会どきに怖がって震えていたお母様が、ナント、息子さんの面会を楽しみにされるように変わられたのです。
今でも私は、お二人でベッドに並んで座っていらっしゃる姿を見ては、微笑ましく思った事を思い出します。
目の前にある現象は全く同じでしたが、たったひと言、「ハッピー? ハッピー!
」と、言葉と気持ちを変えただけ・・・。
そんな息子さんを見て、そのお母様が変わられたのです。
それが、toshiさんの、
『私自身がまずハッピーな気分になるように、ということなんです。私がハッピーな気分で楽しく接することで、母も明るく元気になれる・・・ということなんですね』に繋がりました~。
今日は、RED NOSE DAY。
お読みいただきまして、ありがとうございました。(masa
)