波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

そうだ!月に行こう

2021-07-07 02:31:44 | お出かけ

こんばんは、白黒茶々です。

今よりコロナが蔓延していた頃、私はとともに人混みを避けて浜松市の山間部の天竜区を訪れました。 これまでは洞穴、廃校と、うまい具合にテーマ分けできたのですけど、第3弾となる今回はう~む……… 何になるのでしょうか? とにかく、私たちは天竜川に沿って国道152号線を北上していき………

道の駅天竜相津花桃の里に行き着きました。 こちらは小規模ながらも、地元産の食材を使った料理を味わうことができるのですけど………

今回はそこから対岸に架けられている「夢のかけ橋」が目当てでした。 以前からその存在は知っていたのですけど、実際に訪れるのは今回が初めてでした。

こちらは昭和42年(1967年)に旧国鉄が二俣線飯田線を繋ぐ新たな路線を計画し、工事を始めたのですけど、失敗に追い込まれた幻の佐久間線の跡でもあります。 長い間川の中にその橋桁だけが残っていたのですけど、平成12年(2000年)にそいつを利用して、歩行者専用の橋が架けられました。

もちろん、向こう岸まで渡っていきますよ そのままズイズイと歩いていったら………

橋の真ん中あたりがなぜか広くなっていて、人工芝が敷かれていました。 そこで写真を撮ったら、さらに進んでいきますよ

天竜川は前々日に大雨があったからなのか、増水しているうえに濁流となっていました。 その風景を眺めつつ歩いていったのですけど、かなり長いような。 それもそのハズ、夢のかけ橋は長さが473.7mもあるというのですよ

なんとか対岸に行き着くことができました。 とはいってもそこから先は遊歩道が続いているだけで、特にコレといったものは見当たりませんでした。

それでも景色を楽しめましたし、運動にもなりましたし、ここまで渡りに来てよかったです。 しかし、私たちの天竜区散策はここで終わりではありませんでした。
道の駅天竜相津花桃の里から南に2.5kmほど戻ったところから枝分かれしている道の脇には………

このような案内標識があるのですよ

月まで3キロ? こうして見ると、ここから真上に打ち上がっていかなければならないような感じになってしまいますけど、JAXAや宇宙船を介さなくても行くことはできます。

皆さんがとても気にされているようなので、今からすぐ先にあるという「月」というところに向かってみます。 天竜川の西岸に沿った道を進んでいったら………

一応たどり着きました。 やはり酸素濃度や重力は地球と一緒でした。 目の前の月橋を渡っていった先には………

静かな集落が広がっていました。 さらに、その月には………

お寺もありましたよ せっかくなので、「月の寺」こと海蔵寺さんも少し覗かせていただきます。 そうしたら………

山門の扁額の書体が芸術的というか、とてもオシャレでした。

そもそも、なぜこの地域を「月」というのでしょうか? その謂れを記した石碑が立てられていました。 こちらも東京ばな奈、いや、三日月っぽい形をしていてオシャレですね。 それによると、南北朝の争乱の後に、楠方の武士がこの地に落ち延びたそうです。 楠正成の心の清らかさこそ中空に浮かぶ月のようであり、そんな彼らの心のあるものを地名に残そうということで、村に月という名前をつけたといいます。 その月には現在………

全国大会もおこなわれる月漕艇場があって………

こちらはその漕艇庫ですね。 それから………

国民体育大会にも使われた旗立台も設けられていました。 私たちはこの日、人混みを避けて月に行ったのですけど、全国の高校のボート部の皆さんは、この月を目指して頑張ってくださいませ。



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