こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで、私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、愛知県の西尾市に来ています。 西尾城をあとにした私たちは、次の目的地を目指して車で南下していったのですけど、たつぴの想像力を膨らませるためにも、私は敢えて彼には今どこに向かっているのかはナイショにしていました。それでも読者の皆さんには、タイトルで公表しておきますね
「今からどこに行くの?」それでも、せめてヒントだけはあげることにしました。 「そいつはお寺にあるんだけど、かなり大きいみたいだよ」「その上には登れる?」彼は、塔みたいなものを想像しているのでしょうか?そのハミ出し感、なかなかいいですよ そうしたら、第2ヒントをば。「上には登れないけど、しいていえば私たちのほうが取り込まれるって感じかな」さらに私は「そこは日が陰ってくると怖さが増すから、早く行かなければならないのだよ」とも教えておきました。その時点では、まだその○○さまは見えてきません。果たして、たつぴはどのようなものを想像しているのでしょうか?
「常福寺の大仏まで1,5Km」
ところが、そんな大事なところで、案内標識が見えてきたではありませんか 「なんでこんないいところで、ネタばらしをするの 」今から行こうとしているところは、私が思っていた以上に有名みたいです。嗚呼、いい感じで謎を引っ張っていったのに、このような形でバレてしまうなんて………
※たつぴ君はよそ見をしていたので、その時点では案内標識には気付いていませんでした。その後、白黒茶々さんが取り乱し、騒いだところで初めて目的地の内容を知ったのでした。(編集部注)
とかなんとかやっているうちに、常福寺にある大仏さまが見えてきましたよ。 国道247号線を走っていると、必ずと言っていいほどこの構造物が視界に飛び込んでくるので、迷うことはまずないでしょう。
そこまでいったら、皆様もそいつがどのようなものなのか気になると思うのですけど、もう少し引っ張らせてください。 まずはお寺のことを示す石碑と並んで、記念撮影をしておきましょう。
それが済んだら、いざ境内へ ちなみにこちらの山門は、戦後に建てられたそうです。
常福寺は995~996年に、源満国が亡き母の菩提を弔うために建立しました。本堂等の建物は、後世に建てられたものと思われます。 その向かいに、本命の大仏さまがあるのですけど………
いきなり、ばば~ん と登場させたらショックが大きいと思うので、
※これ!そんなこと言ったら、大仏さまに失礼ですよ。(編集部注)
………順を追って迫っていきますね。
まず通りから見える様子は、このような感じです。 ちなみに、逆方向(国道247号線を南から北上)から来たら、大仏さまが正面から迫ってくる形となります。
7mの台座の上に座っていて、像の高さは7m。光背(こうはい)という背面の飾りも付いていて、本格的です。 そうしたら、いよいよ大仏さまの正面に回ることにしましょう
せっかくなので、箔も一緒にお入りなさい。う~む、彼だけではなく、大仏さまもいいお顔をしていますね。 その大仏さまは、地名から「刈宿の大仏(かりやどのおおぼとけ)」と呼ばれています。それから、夕暮れの時間だというのに、私たち以外にもその大仏さまを訪れてくる人が数組いました。
こちらの大仏さまは、昭和3年(1928年)に昭和の大典(昭和天皇の即位)を記念して建てられたそうです。コンクリート製で、赤銅色に塗られているのですよ。それにしても、右手はお金を請求するように指で円い輪っかをつくり、左手は人差し指と小指を立てていますね。 私は仏像にはあまり詳しくないのですけど、このようなポーズもあるみたいです。 しかし、これは角度を変えて見ると………
嗚呼……… 大仏さま、いけません。
※ゆ、指が鼻の穴に……… 大仏さまにそのようなことをさせてはいけませんよ!(編集部注)
私が大仏さまの写真撮影に夢中になっているとき、箔は私の後ろ側にいました。 その頃、その近くにカメラを手にした若い男三人組が来ていて、そんな彼らもまた大仏さま目当てだったみたいです。そちらまで目がいかなかったので、私は彼らの会話だけ聞いていました。「やっぱり本物は違うな」「そうだね~」「おい、撮る対象が違うぞ」「だって、大きな目で訴えてきたもんで、つい……… 」どうやら彼らのうちの一人は、箔を撮ったみたいです。「写真に撮ってもらえて、よかったね~」彼の眼力には、被写体を変えさせる力があるみたいです。
この大仏さまは、ただ大きいだけではありません。なんと、台座の後ろ側にあるこちらの入口から胎内巡りができるのですよ 箔がその中に「ハウス」したがっているのですけど、彼には遠慮してもらって車の中で待たせておいて、私とたつぴだけで見させてもらうようにします。 では、皆様に中をご案内致しますね。
入ってすぐのところには、観音様が祀られていました。さらにその背後には、仏画らしきものが描かれています。それにしても、大仏さまの中で仏様を拝むのって、どうなのでしょうか?
その部屋の両側には、狭い通路と階段が設けられていますよ。こちらから上に行けるみたいですね。やはり、そちらのほうも確認しなければ
胎内の二階となるその空間には、また違うものが祀られていました。 こちらの背面にも、やはり仏画みたいなものが。それに、内部全体がなんとなく、おどろおどろしいのです。ちなみに大仏さまの胎内には照明のようなものは一切なく、小さな天窓などから自然光が取り入れられているのですよ。 なので、さらに日が沈んでくるとより暗くなり、不気味さが増すに違いありません。
その天井を見上げたら、四角い穴が開いていて、大仏さまの胴体部分と思われる空洞が見えました。 どうやら、頭のてっぺんまで抜けているみたいですね。
8月の家族旅行で越前大仏を見て以来、私は大仏の類いにハマっています。いや 、自分が地蔵顔ということもあって、勝手に親近感を抱いているのかも知れませんね。その大仏が一風変わっていたら、大いによろしい ということで、皆さんの近くに「これは!」という大仏さまがありましたら、ご一報くださいませ~
大仏さまに吸い寄せられそうになった方は、こちらに投票してやってください。
前回からの続きで、私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、愛知県の西尾市に来ています。 西尾城をあとにした私たちは、次の目的地を目指して車で南下していったのですけど、たつぴの想像力を膨らませるためにも、私は敢えて彼には今どこに向かっているのかはナイショにしていました。それでも読者の皆さんには、タイトルで公表しておきますね
「今からどこに行くの?」それでも、せめてヒントだけはあげることにしました。 「そいつはお寺にあるんだけど、かなり大きいみたいだよ」「その上には登れる?」彼は、塔みたいなものを想像しているのでしょうか?そのハミ出し感、なかなかいいですよ そうしたら、第2ヒントをば。「上には登れないけど、しいていえば私たちのほうが取り込まれるって感じかな」さらに私は「そこは日が陰ってくると怖さが増すから、早く行かなければならないのだよ」とも教えておきました。その時点では、まだその○○さまは見えてきません。果たして、たつぴはどのようなものを想像しているのでしょうか?
「常福寺の大仏まで1,5Km」
ところが、そんな大事なところで、案内標識が見えてきたではありませんか 「なんでこんないいところで、ネタばらしをするの 」今から行こうとしているところは、私が思っていた以上に有名みたいです。嗚呼、いい感じで謎を引っ張っていったのに、このような形でバレてしまうなんて………
※たつぴ君はよそ見をしていたので、その時点では案内標識には気付いていませんでした。その後、白黒茶々さんが取り乱し、騒いだところで初めて目的地の内容を知ったのでした。(編集部注)
とかなんとかやっているうちに、常福寺にある大仏さまが見えてきましたよ。 国道247号線を走っていると、必ずと言っていいほどこの構造物が視界に飛び込んでくるので、迷うことはまずないでしょう。
そこまでいったら、皆様もそいつがどのようなものなのか気になると思うのですけど、もう少し引っ張らせてください。 まずはお寺のことを示す石碑と並んで、記念撮影をしておきましょう。
それが済んだら、いざ境内へ ちなみにこちらの山門は、戦後に建てられたそうです。
常福寺は995~996年に、源満国が亡き母の菩提を弔うために建立しました。本堂等の建物は、後世に建てられたものと思われます。 その向かいに、本命の大仏さまがあるのですけど………
いきなり、ばば~ん と登場させたらショックが大きいと思うので、
※これ!そんなこと言ったら、大仏さまに失礼ですよ。(編集部注)
………順を追って迫っていきますね。
まず通りから見える様子は、このような感じです。 ちなみに、逆方向(国道247号線を南から北上)から来たら、大仏さまが正面から迫ってくる形となります。
7mの台座の上に座っていて、像の高さは7m。光背(こうはい)という背面の飾りも付いていて、本格的です。 そうしたら、いよいよ大仏さまの正面に回ることにしましょう
せっかくなので、箔も一緒にお入りなさい。う~む、彼だけではなく、大仏さまもいいお顔をしていますね。 その大仏さまは、地名から「刈宿の大仏(かりやどのおおぼとけ)」と呼ばれています。それから、夕暮れの時間だというのに、私たち以外にもその大仏さまを訪れてくる人が数組いました。
こちらの大仏さまは、昭和3年(1928年)に昭和の大典(昭和天皇の即位)を記念して建てられたそうです。コンクリート製で、赤銅色に塗られているのですよ。それにしても、右手はお金を請求するように指で円い輪っかをつくり、左手は人差し指と小指を立てていますね。 私は仏像にはあまり詳しくないのですけど、このようなポーズもあるみたいです。 しかし、これは角度を変えて見ると………
嗚呼……… 大仏さま、いけません。
※ゆ、指が鼻の穴に……… 大仏さまにそのようなことをさせてはいけませんよ!(編集部注)
私が大仏さまの写真撮影に夢中になっているとき、箔は私の後ろ側にいました。 その頃、その近くにカメラを手にした若い男三人組が来ていて、そんな彼らもまた大仏さま目当てだったみたいです。そちらまで目がいかなかったので、私は彼らの会話だけ聞いていました。「やっぱり本物は違うな」「そうだね~」「おい、撮る対象が違うぞ」「だって、大きな目で訴えてきたもんで、つい……… 」どうやら彼らのうちの一人は、箔を撮ったみたいです。「写真に撮ってもらえて、よかったね~」彼の眼力には、被写体を変えさせる力があるみたいです。
この大仏さまは、ただ大きいだけではありません。なんと、台座の後ろ側にあるこちらの入口から胎内巡りができるのですよ 箔がその中に「ハウス」したがっているのですけど、彼には遠慮してもらって車の中で待たせておいて、私とたつぴだけで見させてもらうようにします。 では、皆様に中をご案内致しますね。
入ってすぐのところには、観音様が祀られていました。さらにその背後には、仏画らしきものが描かれています。それにしても、大仏さまの中で仏様を拝むのって、どうなのでしょうか?
その部屋の両側には、狭い通路と階段が設けられていますよ。こちらから上に行けるみたいですね。やはり、そちらのほうも確認しなければ
胎内の二階となるその空間には、また違うものが祀られていました。 こちらの背面にも、やはり仏画みたいなものが。それに、内部全体がなんとなく、おどろおどろしいのです。ちなみに大仏さまの胎内には照明のようなものは一切なく、小さな天窓などから自然光が取り入れられているのですよ。 なので、さらに日が沈んでくるとより暗くなり、不気味さが増すに違いありません。
その天井を見上げたら、四角い穴が開いていて、大仏さまの胴体部分と思われる空洞が見えました。 どうやら、頭のてっぺんまで抜けているみたいですね。
8月の家族旅行で越前大仏を見て以来、私は大仏の類いにハマっています。いや 、自分が地蔵顔ということもあって、勝手に親近感を抱いているのかも知れませんね。その大仏が一風変わっていたら、大いによろしい ということで、皆さんの近くに「これは!」という大仏さまがありましたら、ご一報くださいませ~
大仏さまに吸い寄せられそうになった方は、こちらに投票してやってください。
確かに、胎内巡りは明るくてハッキリと見える時間帯に行ったほうがいいですね。 といいつつも、怖いもの見たさで、暗くなったときの様子もきになるのですけど。
愛知県には、私にとって興味深くなるような名所がまだたくさんあります。名古屋近辺では、名古屋大仏(名古屋市千種区)、岐阜大仏(金華山の麓付近のお寺 ………って、こちらは岐阜県でしたね )などなど。
来週のスピクラ展を皮切りに、私と箔はスピイベントやオフ会などに連チャンで遠征に行くことになります。 もちろん、それらの様子もレポートするので、一緒に行ったつもりで見ていただけると、とても嬉しいです。
私たちは日がどっぷりと沈む前には帰ってしまいましたけど、そうなったらこちらの大仏さまは胎内だけではなく、概観もかなり怖くなっていたことでしょう。
箔は、普段はカメラのほうを向いてくれないのですけど、大仏さまの前では、いい感じでポーズを決めてくれました。
刈宿の大仏さまは、いちおう事前調査はしてあってある程度は知っていたのですけど、実物を見たら、いろんな意味で圧倒されてしまいました。 手のポーズも、たまにたつぴにテストさせたりしていますよ。
普段は撮影に非協力的な箔ですけど、若者3人衆の前では、いいポーズをしていたのでしょうか?出来上がったものを、ぜひ見てみたいです。
「鎌ヶ谷大仏」、さっそく調べてみました。 確かにかなり小さいみたいですけど、歴史はあるみたいですね。 鎌ヶ谷といえば、二軍の練習場のファイターズがあるところですよね。 そちらにいるマスコットのC☆B(カビー)にも逢ってみたいです。
写真のアングルが… すごいです、ナイス
大仏様の胎内めぐりは興味深いですが、暗い所が正直苦手の私ですので、もし行くことがあったら…天気の良い昼間に行くことにします!
いつもながら、詳しい説明に「へぇ~! ふぅ~ん!」と一人で感心しています
これからお出かけに良い季節なので、あ~ぁ!私も遠くに行きたい!!
確かに、暗くなるとちょっと恐いですけど。。
こんな間近で見れるなんて、凄いですね
そして、
大仏様と箔くんの2ショット写真は基調です
PCを開く時間がなかなかなくて、随分ご無沙汰になってしまいました。。
それにしてもおもしろいポーズの大仏様ですね!
お金を要求したりとか、お鼻につっこんでみたりとか(失礼~~)
また背後もなかなか豪華です。
箔くんもお写真撮ってもらってよかったね!
千葉にはまだ行った事ありませんが、大仏界のなかでも一番小さいと言われている、「鎌ヶ谷大仏」というのがあります。駅名にもなってますよ。
おっ!鎌ヶ谷といったら若きファイターズの練習場があるところですね!